２２回目のストーリー ページ32
｢じゃあ、俺らも妖魔界に帰るか。｣
あれでも、彼らは妖怪。妖怪だとしても、人間界で住もうと思えば住めるが、一般の低ランク妖怪ではなく、高ランクで王族の人たちで妖怪のトップでもある人たちだから、そうも簡単に行かない。
しかも世の中には、出会いや再会があれば、別れも来る。それで、世の中は成り立っていくものだと、私は思っている。
一生会えない訳じゃないことは分かっているけど、一番最初に出来て、一番仲がいい親友。やっぱり寂しい。
｢もう行くのか。｣
｢寂しくなるよ。｣
｢また会おうね！｣
｢お前たちと会えてよかった。あっちでも元気でな。｣
タートルズはラファを始め、ドナ、マイキー、レオの順番で一言ずつ言っていく。
･･･でも、やっぱりお別れは言いたくない。私も、妖魔界に行こうか少し悩んだ程だから。
｢A？｣
｢ﾊﾊｯどうしたんだよ。寂しいのか？(ﾆﾔｯ｣
カーくんは心配したように眉をさげていて、エッくんは私が何も言わないから、からかって緊張を和らげようとしてくれてるんだよね？そう信じよう。
「寂しいよ。凄く。」
そう言った時、二人ともギョッといった表情をしていた。え？って思って頬を触れば、濡れていたため、泣いているということがわかる。
｢泣くなよ。｣
｢Aは笑っていた方がいい。｣
そう言って、涙を拭ってくれる彼らはかっこよかった。
｢｢一生の別れでもないんだ。時々逢いに来るよ。｣｣
「うん。･･･そっちでも、頑張ってね。」
｢みんな、ありがとな！｣
｢また逢おう。｣
「｢｢｢｢またね(な)！！｣｣｣｣」
私の親友は、“あっち”に帰っていった。
――――――――また逢おう。この友情は切れない、離れていても繋がっている。
うっそぉ！？(((٩(๏Д⊙｀)۶)))→←２１回目のストーリー
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みりん - 語彙力が凄い...小説上手いなぁ. (2021年7月3日 23時) (
レス) id: c9dde3db76 (このIDを非表示/違反報告)
にぼし。 - 主人公の名前「ぴえんww」にしたわ。最高wwww (2020年8月15日 18時) (レス) id: 9787f9c2b0 (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - 初めまして!数少ないTMNTの小説をありがとうございます!私自身も占ツクの小説を書いていますが､すっごい大変ですよね…私は更新するのも精一杯です｡お互い大変だと思いますがこれからも頑張ってください!! (2019年11月11日 20時) (レス) id: 836564c349 (このIDを非表示/違反報告)
Adam - 続きが気になります！頑張ってください！ (2019年3月20日 19時) (レス) id: 392992cf49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海矢 | 作成日時：2019年3月17日 21時
