.+°あなたの恋人になりたい.+°【K.N】 (ページ6)

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「今日寒いし、肉まんでいい？」

A「コーヒーより断然いい」

「クククッ、(笑)」

帰り道の途中にあるコンビニで

普通の肉まんと少し高いピザまんが一つずつ残ってて、
その二つを買った俺。

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『かずが普通の肉まんじゃないやつ買ってくるの楽しみにしてるからー』

なんて言って、寒い外でわざわざ待ってたAには

普通の肉まんを…(笑)

そんなことしたらアイツは絶対に怒るかな…。

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A「何買った？！」

俺がコンビニから出た瞬間、キラキラした目で聞いてきたAに

「普通の肉まんだけど」

って言ったら

A「普通以外のって言ったじゃん！」

なんてやっぱり怒って、

結局俺が食べる予定だったピザまんを奪い取られた。

買いに行ったの俺なんだけどな…。

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A「んー？かふをあへたひお？」

なんて、

ピザまんがあっついのかわかんねぇけど何言ってんかよくわかんないし(笑)

A「んっ。かずも食べたいの？ピ･ザ･ま･ん♡」

「きもっ…」

A「もう絶対にあげないもーん(笑)」

「悪かったって(笑)」

コンビニの前で2人で肉まんを食べて、体がホカホカになった所で

「帰ろうか」

A「うん」

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三日前、東京で記録的な雪が降った。

雪が所々に残ってて、その雪を手に取って丸くしてAに投げると

A「ぎゃーー！もう！」

って2人で投げ合った、とにかくひたすら…。

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A「フハハ！なーんか青春してる気分！」

「こんなこと一緒にする友達いねぇのかよ」

A「いるけどみんな部活で忙しいの！」

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まぁAの隣に俺がいればいっか！なんてクサイ？(笑)

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