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まぁでも
Aは基本的にバカってとこに間違えはないから
きっと恋の感情を持ったって、
それが恋だとは気づかないだろう。
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A「…バカじゃないんだけど」
「えっ？」
A「全部声に出てる！」
「あぁ…」
A「かずなんて嫌い！」
「はいはい、悪かったって」
さっきから言ってるけど…
俺一応お前のこと好きって言ってんだけどな。
Aのことだから深い意味なんてないんだろうけどさ、
結構傷つくし。
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「A？」
A「なに？」
全然怒ってもないのに、
バカにされたからって怒ってますってオーラを放つA。
.
「そんな怒んなよ」
A「…」
「ゆーて、そんなに怒ってないくせに(笑)」
A「怒ってる！」
「はぁ…わかったよ、なんか奢るからさ」
俺がそう言うと目の色を変えて
さっきまでのあの不機嫌さはどこに行ったのかと聞きたくなるくらい
元気に
A「ほんとっ？！」
なんて聞いてくる。
.
コイツ……。
まぁいいや、
もう少し一緒にいれるってことだし(笑)
A「スタバの新作飲みたい！」
「高いから無理」
やっぱり馬鹿だ…。
俺がケチだってこと知ってるくせに、
そんな俺が奢ってやるっていうこと自体が珍しいのに
そんな高いもの奢るわけないだろ…。
せいぜい300円までだっつーの。
「コーヒーでよくね？」
A「苦いの無理だし！」
「うわ、子供…」
A「っ！そーゆーかずだってコーヒー飲めないくせに！」
「飲めるわ！」
A「カフェオレはコーヒーじゃないし！」
「コーヒー入ってんだからコーヒーだろ」
A「甘くなってるじゃん！」
「カフェオレは甘いコーヒーなんだよ！」
A「コーヒー以外のものいっぱい入ってるし！」
「おまえ、カフェオレも飲めないくせに言うんじゃねぇ(笑)」
A「…っ！！言い返せないことが悔しいんだけどっ！」
なんてまた言い合いをしてる俺ら…。
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ゆかり - ニノしようちやん大好き愛してる (2017年5月11日 23時) (
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作者名：ｸﾙﾐ | 作成日時：2017年4月27日 3時
