-4- ページ4
.
A「わたし、かずのこと幼なじみとしか思ったことないよ？」
コイツは本当に配慮ってものを知らないのか、
いや、ただの馬鹿なのか…。
仮にも私、おめぇさんのこと好きって言ったんですけど…。
そんなのもお構い無しって感じで、
ズバッと俺が割と傷つくことを言ってきたA。
.
Aが俺のことを幼なじみだとしか思ったことないって分かってたけどさ。
俺を異性だと思って見たことが無いことぐらい分かってたけどさ…。
直接あんなこと言われたら俺だってさすがに傷つくわ。
.
「だからこれから落としに行くんだよ」
A「そっかー…」
イマイチよく分かってなさそうなA。
まぁそれでいいんだよ、
これからわかればいいんだから。
いつか俺無しじゃ過ごせないようにしてやるんだから…。
そのために落とすんだから。
.
A「ねぇかずー？」
「なに？」
A「わたし、恋とかよく分かんないんだけど…」
「は？えっ？」
Aから発せられた言葉は意外なものだった。
A「恋とかしたことないから…
どんな感情になれば好きってことなのかよくわかんない」
そうだよ…。
コイツは多分、彼氏とか出来たことないんだ。
.
今までずっと一緒にいて、
Aが告られたって話はいくつも聞いた。
だけど
誰かと付き合ったという噂は聞いたことがなかった。
.
そっか、コイツは恋をしたことがないんだ…。
「恋ってのは、異性を見ると心がドキッとして、
その人が自分以外の異性と話してたりするのを見ると少し嫌だな〜って思ったりする感情が
生まれることかな」
A「んー…よくわかんない。。」
Aには恋ってのは難しいようだ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 469人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆかり - ニノしようちやん大好き愛してる (2017年5月11日 23時) (
レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ｸﾙﾐ | 作成日時：2017年4月27日 3時
