.+°あなたの恋人になりたい.+°【K.N】 (ページ13)

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アイツのクラスにはイケメンというイケメンが揃いすぎた。

智に相葉に松潤もろもろ…。

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ふざけんなよ…

アイツが…あのクラスの誰かを好きにならない方がおかしい…。

朝から「潤くんと同じクラスなんだ～」とか言われて？

どうせ今頃、松潤に色目使ってんのかね。

そんなん使ってんじゃねぇよ…。

俺に使えよ。

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「はぁ…」

恋する男も大変なもんですな…。

「二宮くん？どうしたの？」

「あ？誰？」

「あ、あの…二宮くんの前の席になった中村ユナって言うんだけど…」

「あぁ、よろしく」

ユナ「うん！よろしくね！」

ユナ「あ、そういえばさっきため息ついてたけど…どうしたの？」

めんどくせぇ。

だいたい今日初めて話した奴に自分のため息の理由とか話す奴いると思ってんの…？

ねぇわ。

有り得ねぇ。

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「なんでもねぇよ」

ユナ「ほんとー？結構大きいため息だったよ！ユナビックリしちゃったもん！」

だっる！！
しつけぇし。

あぁ…Aだったらこんな感じじゃねぇのに。

もっと楽なのに。

『ため息とかうける～』とか言ってケラケラ笑ってそうだな。

「フッ」

ユナ「えー！なに！！急に笑い出して～こわぁあい」

おめぇ、その耳が痛くなる甲高い声どうにかしろ…。

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なんか俺このクラスでやってける気がしないんだけど。

こんな奴いるし、翔ちゃんもいるみたいだし？

別に翔ちゃん嫌いじゃないけどさ…

やっぱり学年末の時のもあるし？
自分の中では結構気まずいし…(笑)

どうしよう…。
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