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大野先輩の笑ったその顔が私の胸をキューってしてなかなか解放されない。
☆「あ、智くん〜！」
私たちの学校は学年ごとに靴のラインの色が変わる。
私の学年は赤。
先輩の学年は青。
いま大野先輩に声をかけた
髪の毛の先をゆるくクルクルに巻いて薄く化粧をしている人の靴は青。
先輩と同学年だ…。
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☆「この子だぁれ？彼女〜？」
大野「彼女じゃないよ、てか暑いからくっついてくんなや(笑)」
☆「そーだよね！智くんは後輩になんか興味無いよね！」
え…
大野「そんな事言ったっけ？」
☆「言ってたよ〜！俺、後輩より先輩の方がいいって！」
大野「興味無いとは言ってないじゃん(笑)Aちゃんの前でそーゆー事言うのやめてよ」
そっか…
そうだよね。
ひとりで勝手に浮かれて、あんなにも胸がドキドキしてたのに
もう底に落とされた気分。
神様が調子に乗るなって言ってるようなものだよね。
こんな私と付き合った方が奇跡だよ。
いや、そもそも私なんかが大野先輩の瞳に映ることだけで奇跡だったんだ。
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大野「てか、暑いからさ本当に腕離してくんね？」
☆「あぁー！ごめんごめんー！」
A「ふふふ」
そっか。
神様は私と大野先輩が隣で歩いてるのを見て『不釣り合いだから』って思って
引き離そうとしてるんだ！
なーんだ簡単なことじゃん！！
そう思ったらもう笑いが止まらなくて
なんでこんな簡単なことに気づかなかったんだろうってちょっと後悔…
A「フハハハハ」
大野「えっ…？」
☆「え。なに、こわ〜」
A「なんでもありませんよ、ふふ。」
そう言葉を残して私は1人で教室に戻った。
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初めて大野先輩とちょっと話せたし
軽くフラれたけどいい思い出だ。
体育当番でよかった。
ちょっとでも楽しい時間が過ごせて私もう幸せじゃん。
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ｸﾙﾐ(プロフ) - みつじゅんさん» お待たせしました！最後の最後になってしまいましたが、大トリの潤くんでございます！最後までお楽しみください＼(^o^)／ (2017年4月22日 17時) (
レス) id: f29719416f (このIDを非表示/違反報告)
みつじゅん - 松本さん待ってました!!笑 これからも頑張ってください[] (2017年4月19日 22時) (レス) id: 30fa94e05c (このIDを非表示/違反報告)
ｸﾙﾐ(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます＼(^o^)／マイペースになるかとは思いますが頑張りますのでよろしくお願いします(〃▽〃) (2017年4月5日 12時) (レス) id: f29719416f (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - どのお話も素敵なお話で、しかも上手でめっちゃよかったです!私は黄色さん担なので、次のお話も楽しみにしてます!これからもがんばってください! (2017年4月4日 22時) (レス) id: daabcee41a (このIDを非表示/違反報告)
ｸﾙﾐ(プロフ) - 鈴蘭さん» ありがとうございますっ！ (2017年3月31日 16時) (レス) id: f29719416f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｸﾙﾐ | 作成日時：2017年3月14日 22時
