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急に外が騒がしくなる。絶対マクヒョンより一緒にいるのに！と言いながら入ってきたヘチャンと、眉を寄せているマークと、僕を差し置いてマーク？と言うジョンウに引っ張られるようにAが入って来た。
「Aたちどんなサイト見たわけ？絶対親友がいちばんなんだけど？」
「いや、その、なんだったかな」
「俺とAってそんな一緒にいる？」
「マーク、もうこの話は忘れてもらって」
「でもさあ、シズニは結構鋭いから」
ヌナとジェヒョニヒョンなんて、すぐにいちばんになっちゃうよ。この状況を1番楽しんでいるヘチャンが、Aの腕にきゅっと擦り寄ってにっこりと笑う。それが弟としての特権なのか、牽制なのか、分からないけど。
『ほら、そろそろ準備しないと』
「ヌナ！一緒に行こ」
『よし、ジェヒョニも行くよ』
段々会場が盛り上がるのを感じながら、お待たせしましたとドアが開く。さっき少し崩れていたポニーテールもしっかりと纏められていて、小さなピアスが2つ光っている。真っ白なジャケットがよく映えていた。
『もうピアスは安定したの？』
「うん、皆気付くかな？」
『どうだろう、でもよく見てくれてるから』
「大丈夫、オッパかっこいいよ」
『そう？』
「それに、わたしも元気だから」
『うん、良かった』
3年前、お互いに泣いたことを思い出しながら、隣を歩くAを見る。あの時よりも元気で、綺麗で、可愛くて、手を差し伸べたらぎゅっと握り返してくれるようになった。おーいと手を振るテヨンイヒョン大きく手を振り返して、ゆっくりとAが瞬きをする。
『後で写真を撮っても良い？』
「わたしとオッパで撮ってもらおうよ」
『じゃあジェヒョニとも撮らなきゃ』
「仲直りできたの？」
『そもそも喧嘩してないけど？』
「あ、そっか」
『じゃあ喧嘩してるコンセプトで撮ってみよう』
「オッパのインスタに載せてね」
"喧嘩中"のタイトルをつけて、腕を組んでいる俺とジェヒョンの間に、困った顔をしたAがいる。2枚目には、顔をぎゅっと近付けた3人の自撮りを載せた。真ん中で笑うAが可愛いって話は、bubbleで皆に話すことにした。
おしまい
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yom(プロフ) - まやにゃむさん» ペーパームーンからずっと読んで頂きありがとうございます！🥲💖これから話が進むので楽しみにしていてください🫶🏻 (2022年7月12日 22時) (
レス) id: 0ce65e6476 (このIDを非表示/違反報告)
まやにゃむ - ペーパームーンからファンで読んでます！推しのジェと主人公ちゃんのこの後とってもたのしみです💖応援してます💖 (2022年7月12日 19時) (レス) id: 5e67e2a30a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yom | 作成日時：2022年6月22日 18時
