天使様からのプレゼント【JM】4

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TH side










今、なんて言ったこの人




Aが、長く、生きていられない？






ここ(人間界)で？？








TH「そんなはずない、アイツはただ、住む場所が変わっただけで、歳をとることも、病気になることもない、天使だって...」


『それは、間違いありません。ですが』





サッと手を上げて、
俺の話を止めたAの兄




俺、なんかこの人嫌いだ






『天使は永遠に"消滅しない"とは言ってません』




JN「.......つまり、今のままでは危険だと」




ジンヒョンの言葉に、
嬉しそうにうなづく彼





『そうです！なので、彼女を僕の元に預けていただきたい』






HS「.................どうしてです」




ホビヒョンの疑問はもっとも

彼に預る＝どうして彼女が消滅しない、になるんだ








『彼女はあくまでも、地上に堕とされた天使
つまりは堕天使の部類です...
人の姿にも自らでは変身できない、哀れな生き物です』






鼻につく言い方だな.....



TH「それで？」






『その彼女が宿主を見つけて、
無理やり姿を変えて生活しているんです。
当然、体に負荷がかかる。
彼女は変身してから..そうですね、3日。
3日が人間の姿を保つのに限界なはずです』






JN. HS「「...........!??」」





それは知ってた

あいつから、直接聞いたことがある




でもそれを言うと、ジミナが気に病むから
黙ってた







JN「彼女が負担を強いられていると。
人間の姿になることによって、ですか」



『あなたは頭の回転が早くて助かる。
その通りです、それだけ、消滅への道が早まる...
人間の姿でいる時間が長ければ、長いほどに』




HS「.....目安はどのくらいですか」




『そうですね......私が見てきた経験でいくと...
1年ともたないでしょう』






自分の妹が消えるかも、というのに


この人は





TH「笑ってらっしゃいますけど、随分と余裕ですね...
ご自分の妹が消えるかも、って時に」



『それは誤解です、テヒョンさん』





俺を見て

ニコっと微笑むその綺麗な顔が、不気味だ







『心配だから、あなたにお願いしてるんですよ。
ジミンさんの元から離れて、僕の元に帰ってくるように』






そう言って優雅に足を組み直す



その様子は





『僕は彼女を、心から愛していますから』







まるで悪魔が

生贄を見ている姿に見えた

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