天使様からのプレゼント【JM】

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JM side





ああ、困った







JM「もおお〜.......だめだってば......」



「どおしてえ」





僕のベッドの上で、僕のぬいぐるみのチミーを抱きしめているA






JM「だからあ、1週間も撮影場所には連れてけないの！！わかるでしょ？撮影がいつ終わるかもわかんないし.....」





来週から地方でMVの撮影が始まる



1週間もの間

この子を外に連れ出しながら、
どこかに行かないように気を配りながらなんて






僕には到底無理







「大人しく待ってるのに」




JM「僕たちが宿泊するホテルは猫禁止だよ」




「じゃあ、この姿で.....」




JM「もっとダメだよ！！ㅋㅋ誰かにどっか連れてかれたらどーすんの！！いつもフラフラ〜ってどこかに行こうとするんだから....悪いくせだよ...全く」









納得いかないって表情


ムスっとしてる





「ジミナ」


JM「え？なにその可愛いアピール、そんなことしてもダメだよ、無理なもんは無理」








どこで覚えたのか


いや、まあ僕だろうな原因は







愛嬌という武器を手に入れたこの子は

ヒョンやマンネ達に更に可愛がられるようになった




猫の姿、人間の姿どちらの時でも







「じゃあ、私はジミナがいない1週間、どうしてればいいの？」



JM「....ご飯は会社の人があげにきてくれるよ。
掃除だってしてくれる、心配しなくていい」



「猫の姿でいろってことね......むむむ」








1週間、この子を養い始めてからはじめての外泊
はじめての出張

ツアーが始まったら、ほんと、どうなるんだろ....









JM「............僕がいなくて寂しい？」



「...........寂しいよ、アイシテル」



JM「ふふ。ほんと、意味わかって言ってんのそれ」








コロンと僕のベットに横になる君

僕の寝るスペースがないじゃん






JM「ハイ、早くぽっぽして戻って。
じゃないと僕が寝るスペースないでしょ」



「いやよ、このままジミナをギューってして寝るの」




..........いつも思うけど意味わかって言ってんのかなあ
いや、わかってないだろうなあ





「好きなのに」




そーんな目で見られると、クるんだけど.....






JM「あのね！！僕も、お前の兄役の前に、1人の健全な男なの！！」


「.........うん、わかってるけど....？」







わかってないなこりゃ

どうも人間と恋愛してた割には、経験値がなさそう

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