ただ、僕の名前を呼んで【JM】

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妹 side





「今日もビックヒットさんからお花の注文をいただいてね、そしたらテヒョンさんとジミンさんと鉢合わせしたの」





ほーん





「2人とも優しくてね。僕たちがスタッフの代わりに受け取りますからって、そのあとコーヒーまでご馳走してくださって......いや〜素敵なアイドルさんだな〜と思ったよ」





いやいやいやいや




お姉ちゃんに会いたいがために






2人が頼んだんでしょ？その お は な








Y『あっそ！！！』




「なにイライラしてんの......ほら、テヒョンさんがあんたにって、グッズくださったわよ、サインつき」




Y『お姉ちゃん大好き』




「変わり身がすごいな？」






テヒョンさん




あーーー嬉しい




世界のキムテヒョンが私のために






いや、そうじゃなくて






Y『お姉ちゃん、テミンさんのことはどーすんの』




「えっ！！！て、テミンさん！？？？？」



なに動揺しまくってんの




Y『好きなんでしょ？？違うの？？？』



「いや...あのさ、引かずに聞いてくれる？？
最近変な夢見るの、まあっくらな暗闇の中で....」









ーーーーーーー....





「で、顔あげたら、ジミンさんなのよねえ....
私ってばテミンさんとジミンさんをごっちゃにして」





こわ





「2ヶ月に一回くらい、会社で拝見するからよね、ジミンさんを......おかしくなってきたわ、お姉ちゃん」




この姉、こっわ！！！




無意識にジミンとテミンを同一人物として認識してんじゃん......怖すぎる






「あんた何百面相してんの」





Y『え？ああ.....そんなに夢に出てくるくらいテミンさんのことが好きなら、本人に言えばいいじゃない』




てゆうか普通に両思いじゃんか





なに、2人とも馬鹿みたいに勝手に悩んでさ
呆れた







「...............でも、テミンさんが誰かとくっついちゃうのは、なんかイヤだな」





なに高校生みたいなこと言ってんだこの姉




Y『なら早くいいなよ...』




「え、でもお.........」









ぶるる...ぶるる.....





わ、タイミング良....





「ハイ、もしもし。テミンさん....あ、ハイ
大丈夫です、明日？ハイ。え！？ビッグヒットで？
は、はあ......」




Y『なに』




「明日、話があるから、ビックヒットに来て欲しい...って。テミンさん、あそこの社員さんだったんだ」








..............ニブイ王選手権あったら
間違いなくうちの姉が世界一位

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