ただ、僕の名前を呼んで【JM】

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妹 side








Y『テミンさんじゃん、寝てる』





家に帰るとお姉ちゃんはいなくて



その代わりに頼りになる隣人
テミン氏がリビングの床でコロンっと
うずくまって




スースーと心地いい寝息をたてていた








その隣でうちの愛犬もスースー寝息をたてている







Y『..............この人、ほんとに年がら年中ずーーっとマスクして........苦しいでしょ、とってあげ.......る...........！！！！？？？』








悪気なく





マスクを取って








声にならない驚愕の声をあげた








見たことある





いつだ





ボンボヤージュ



そうだ、ボンボヤの時の







あの寝顔








まさか









Y『嘘でしょ、パク.........ジミン！？？？！』




あっ！！と思ったときにはもう遅かった




目の前のテミンと名乗っていたその人は

うっすらと周り開けて



ゆっくりと体をおこして一言









JM「あ、ユナ〜〜おかえり、はあ〜あ
ごめん、うたたねしてた」





ムニャムニャ




私がマスクを外したことに気づいてない






そのまま、ボーーーっとして





それから5秒後







私が目の前で固まっていることに気づき






自分の手を自分の顔へ






そしてこちらも






声にならない驚愕の声をあげる









JM「！！！...........！？？！
お、、あ、え、その.............まいったな」





Y『まいったのは、こっちです......テミンさん。
いえ.........パクジミンさん』




JM「あ、バレちゃったか」





てへっと笑う彼は




いつもテレビで見ている彼の愛嬌と
なんら変わりはなかった








Y『(素でこの愛嬌できるんかい.....！！)
ちょ、あの、状況がよく理解できません。
ほ、ホンモノ......？』






嘘でしょ


お姉ちゃんに内緒で





私も淡い恋心を抱いていたこの男性が






防弾少年団のパクジミン！？？？







JM「いや、そうだよね......びっくりするよね。
黙っててごめん、順番に説明するから....」






そこからは順序だてて説明してくれたジミンさんのおかげで



お姉ちゃんとの出会いから
今までの経緯が理解できた









どうして自分の正体を隠していたのかの理由も

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