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YG side
YG「師匠、皆さんに作り方の説明書、お渡ししました?この花、先程ジョングクさんがお好きとおっしゃってました、車にまだあるので追加で持ってきましょうか」
『おん、助かる〜コマウォ』
今、俺の弟達の話題の中心になっているその女性は
少し不器用そうだが、一生懸命仕事をする姿が甲斐甲斐しく
俺の目にも好感的に映った
弟達が騙されてはいけないと警戒していたが
......いや、判断するのはまだ早い
花屋の彼等にバレないように、近くの椅子にコーヒー片手に休憩するふりをしてみる
『なあ.......お前ほんとになんもしてない?
あの少年団さんと、ほんとに初対面?』
「何ですかその質問、私がどう生きてたら彼らと関わり合う人生が巡ってくるんです。
初対面に決まってるでしょう........あ、でも」
『え、怖い。でもなに?師匠に怖いこと言わないで』
そんな師匠の言葉を聞いて苦笑いをする
会話の間も、彼女は作業の手を止めることはない
「...........あの、今、笑った.....あの真ん中にいらっしゃる、あの人」
真ん中
誰だ
ジンヒョン
ジミナ
誰だ
テヒョンか
『誰、だれだれ???』
「えーーーっと、あ、今両手をあげた」
『あ、ジミンさん』
「はい、彼に似た雰囲気の人と、最近知り合いになりまして............で、あの不思議と、ジミンさん?を見ると彼を思い出します.......あ!!あの、似てるってその雰囲気がです!その、ハイ!」
『.............へえ、お前........』
「何ですか」
『ジミンさんがタイプなんだ』
「.........タイプ?タイプ......うーん、わかりません。
お顔はマンネの方がかっこいいと思います」
正直な女やな
でも
「気になるんです、ジミンさん。とっても。
私の知り合いに似てて......また会いたいな」
元気かな
そうやってポツリとつぶやく彼女からは
害意が全く感じられず
むしろ
YG「(なんだ、いいやつやんか)
あなたいくつ?もしかして、俺と同い年??」
『ひゃっ!!!!突然のミンシュガ!!!』
「し、師匠!!!びっくりした....ユンギさん、
そちらにいらしたんですね......あ、もしかして今の会話聞いて.....」
話してる間に頬が赤くなる彼女
はは、かわいい
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より(プロフ) - minchimさん» ストーリーを考えるの大変だと思いますが、検討して頂けたらと思います、、。 (2021年7月27日 14時) (レス) id: 9755ad24c3 (このIDを非表示/違反報告)
minchim - よりさん» ありがとうございます!!サイドストーリー....思いつかなかったです!少し考えてみます^^ (2021年7月25日 17時) (レス) id: 1703158a74 (このIDを非表示/違反報告)
より(プロフ) - とても面白かったです。ユナとグクのサイドストーリーも見てみたいです、、。 (2021年7月25日 15時) (レス) id: 9755ad24c3 (このIDを非表示/違反報告)
minchim - avrillさん» ありがとうございます笑あの子なら言いかねないなあ...と思って書きました。また次回、お会いできたら光栄です! (2021年7月23日 23時) (レス) id: 1703158a74 (このIDを非表示/違反報告)
avrill(プロフ) - ユンギに「ヒョン、抱いて」っていうセリフツボでした(笑)私もジミナペンなのでまた楽しみにしています。 (2021年7月23日 22時) (レス) id: dd6824d8fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:minchim | 作成日時:2021年7月21日 20時