ただ、僕の名前を呼んで【JM】

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You side







昨日、会った人




すらっとしてて



男の人なのに可愛い声で




親切で紳士的で







素敵だったな









Y『.....ちゃん！！Aお姉ちゃん！！』




「え！？？あ！は！なに？？」




Y『目玉焼き、焦げてる』



「あ、ごめ、、ぼーっとしてて」









チムが心配



そう、あの子が心配なの





昨日のあの人、あの近所で働いてるって言ってた

探すのに、本当に協力してくれないかな








「そういえば、私の連絡先は教えたけど、あの人の連絡先知らないや.....」




焼いた目玉焼きをお皿によそいながら、
ため息をつく



Y『名前は？？そういえば、あの人名前なんて言うの？』



「....................」









やばいな私、相当気が動転してたみたい






「名前知らない、私、自分だけ名乗って、相手に名前聞いてない」







妹や





そんな顔で姉を見ないで







Y『お姉ちゃん、そんなだから彼氏できないんだよ.......せっかく可愛く生まれてきたのに....』




「今はそんなことどうでもいいでしょ........ん？携帯鳴った？珍し........あ！！昨日のあの人だ！！」




Y『なになに？ふむ、"昨日はゆっくり眠れたでしょうか。犬が心配だと思います、僕の友人にも飼い犬をとても大事にしている子がいるので、気持ちよくわかります。もしよければ、写真送ってください。兄さんたちと空き時間に探してみます。 テミン"
あーーこの人でテミンさんって言うんだ！
いい人そうだねーーー！』





「写真、あの子の写真送らなきゃ......どの写真にしよう？あ、お鍋が！！」









そうして私が目を離している隙に






Y『もう送ったよ』




平然と言いのける妹




「え！？？勝手に？？まあ、いいけど........
って、私が写ってるじゃーーーーーん、あの子だけの写真なかった？」





Y『何言ってんの、私はアシストしてあげてるんじゃん』




「何のよ。まあ、いいや、とりあえずテミンさん？に文章送らなきゃ......昨日は、ありがとうござ、いました。と.......あと....」









テミンさん




なるほど、あの人はテミンさんというのか









チム！！まってて！！
おねいちゃんが必ず！あなたを見つけてみせるから！

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