52 ページ5
You side
JK「ほら、もうそんなプリプリ怒ってないで、
あの変な男の人ももいなくなったし、早く帰ろ」
ほら、と言って私の前に
平然と右手を差し出す彼
「...もう怒ってないし、喚き散らしてスッキリした」
そう言って、彼の手を軽くパシっと叩いて
フイっと、席を立つ私
あーかわいくない.....
「みなさん、ご迷惑をおかけしました。
貴重なお時間を、ごめんなさい」
控室で出前のジャージャー麺を食べ終わって談笑していた彼らに向かって、頭を下げる
元はと言えば、私が勘違いして騒いでなけりゃ
こんなことにはならなかった
早く、正体に気付いてさえいれば
YG「お前は普通に生活してただけだ、それに、ストーカー探しを始めたのも俺、だから気にすんな」
あーあ、私、
ユンギオッパに、また頭が上がらなくなってしまった
HS「それにしても早かったですね、解決までに3ヶ月?かかりました?」
JM「ヒョン、特定まで2ヶ月半ですよ。
どんな手を使ったんです」
YG「ツテを使って、コイツを張らせた。
そしたら、怪しい人物、あの変態野郎しかいなかった」
NM「...............ヒョン、接近禁止命令は?」
JN「そんなのないに決まってるじゃんㅋㅋ
演技だよ演技、やーーユンギや、ヒョンお前の演技にゾッとしたよ」
あ、あれって演技だったんだ
そこまで大ごとになったのかと、ヒヤヒヤしてたのに
はー........とため息をつきながら、
もう一度席に座ると
同時に、コテンと私の肩に頭をのせて
携帯を触り出すジョングク
「重いよ.....」
JK「重くなーい重くない、んふははは!!
見てこの画像、超面白い」
「ぶっ!!!なあに?これ」
JK「え?wevereseにウリアミが投稿した、ジンヒョンのコラ画像ㅋㅋㅋあはっはっはっはっ」
ジンさんには申し訳ないけど、たしかに面白い
笑ってる私たちをみて、ジミンの横で、アニーーー!と叫んでる
JK「んふはははは!!ヌナ!ヌナ、次これ見て、
あっはっはっは!」
「くっ.........!!!あっはっは!!テヒョン...!」
TH「俺かよ!......てかヌナさ」
「え?ははは....あー面白い、なあに?」
TH「....ジョングクの隣にいると、そうやって沢山笑うよね、楽しそうにおっきな声でさ」
「え....」
あ、まあ、言われてみれば、たしかに....
そうかも....
141人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:minchim | 作成日時:2021年5月17日 12時