特級術師は最狂のエゴイスト【ブルーロック】【呪術廻戦】

口が滑っても言えない ページ39

私は今…



どうしてこんなに
言い詰められているのでしょうか───？




「おい！どういう事なんだ！！！？」

『いや…私に聞かれても…』

「最初から伍号棟しか存在してないって何なんだよ！」

『だから甚八くんがさっき言った通り
壱から肆は存在してなくて…』

「オレらを騙してたのかよ！！」

『ごめんなさい これも仕事のうちなので……』


甚八くんんんんん どうにかしてよ！！！


事の始まりはつい先程絵心が選手達に言った言葉からである


《いいか 青い監獄には伍号棟しか存在しない
つまり伍号棟が5つあり お前らは全員チームV〜Zの底辺だと思い込んでたんだ》


「なんだよ！バカにすんな！！」

『いや別にバカにはしてないし……』

「おい！Aさん責めても何にもならないだろ！！」

『世一…』


《おい雑魚ども全てはお前らのクソぬるい自信をぶち壊し 世界一になるための飢餓精神を育てるために俺が仕組んだ嘘だ───…》


だからAを責めるんじゃない と絵心は言いながら２次セレクションについての説明を始めた






《───説明は以上だ
A後はよろしくー》 ﾌﾞｩﾝｯ



『はいよー
それじゃあ心の準備できた人から
"1人"でこのゲートを進んでくださーい』


「え、1人…？」
「みんなで…じゃないんだ」


『世一、廻 …いい？みんな
1stステージは個の戦い…
2ndステージに進まないと隣にいるライバルたちとは会えないからね』


んじゃあみんな頑張って行きましょー！と
みんなの士気をあげようとするが急に1人の戦いになる事に戸惑っているのか誰も1stステージへ進もうとしない


『え、みんな早く行ってくれ…？』


そんなザワザワしてないで行ってくれ？
私を早く寝かせてくれ？？？




「おいAボールよこせ」

『凛…え、2つも？』


どうぞ？とボールを渡すと凛は2つのボールをそれぞれ違うキックで空中へ飛ばしそのままボール同士をぶつからせた



『うわ、うま…』


「準備運動は終わりだ 開けろ 」

『(いやこれ一応自動ドア……)』
こんなこと口が滑っても言えない…！！！！


凛が進みドアが閉まると
モニター部分に 糸師 凛 と名前が表示された


「…糸師 凛…？！」

ヤベェのは俺らも同じ→←寝不足なんですけど

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