特級術師は最狂のエゴイスト【ブルーロック】【呪術廻戦】

大切なモノ ページ33

我牙丸が弾いたボールが潔の元に落ち


チームZの反撃が始まった


『(時間的にもこれが最後の反撃か…)』



さぁ世一 その目 をあなたはどう使う…？






──潔side──



視える…感じる！！！
今動き出してるのは俺と蜂楽 國神 千切の3人！！！


このカウンターがラストプレー
ボールを奪われたら終わる…！！！
俺が…決める！！！！



蜂楽へパスしドリブルで敵陣を切り裂き
千切の快速で一気にぶち抜くと
國神と潔でパスを回しながらゴール前へとボールを持っていく

そしてそのまま蜂楽との連携で潔がシュートをしようとしたその時

「やっぱキミとはよく逢うね」
「凪…？！」

「今キミが1番このフィールドで危険な存在だね」



『さて…どっちが勝つのかな』




「キミは俺に勝てないよ潔」


──嫌だ…俺は──



「こっちだ！潔！！！」
「俺にパスを出せ！！！」



俺は……俺のゴールで勝ちたい！！！！

！！？俺の…ゴール？？？
そうか そうだったのか！！！
スピードもパワーもテクニックもない俺が
青い監獄にいられるのは…
俺のいる未来に誰も追いつく時間を与えない



ダイレクトシュートだ！！！！




『…決まったね』




ﾋﾞｰｰｰｰ!!!!!





「っしゃぁぁぁあああ！！！」



試合が終了し4─5でチームZが勝った







「(俺が…凪と俺が
チームVが負けた……)」


『…ほら玲王そんな所にいないでこっちおいで』


「Aさん……」


「ねぇ玲王 A
本気で戦って負けるってこんな気持ちなんだね
俺…悔しいや」


『その悔しさを感じれたなら
誠士郎はまだまだ強くなれるよ』


「うんA…
俺 出来るとこまでやってみる」



『今日感じた事は絶対忘れちゃいけないよ
これから成長していく為の大切なモノだからね』



そう言いながら2人の頭を撫でた

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