特級術師は最狂のエゴイスト【ブルーロック】【呪術廻戦】

世界一のストライカー ページ24

──絵心モニター室──



「で、１次セレクションは順調なんですか？絵心さん」



本当にカップ麺ばっかりですよね と言いながらカップ麺の容器をゴミ袋に入れるアンリ




『ほんとだよねーよく飽きないよ』




「順調順調…まぁ見てろって
ほらチームWとチームZの試合が始まるぞ」



目の前のモニターには試合開始のブザーが鳴り響き真剣な顔をしている両チームの映像が流れていた






─────────






「おつかれチームZ」




『…あらら…』



久遠くん怪しいと思ってたけどこういうことだったのか
ちょっとやばいな




「絵心さん！！！こんなのアリなんですか？！」



「まぁありなんじゃない」


「そんな！！！」




『甚八くん ちょっとやばいから私フィールド行ってくる』




「Aなにがやばいんだ」




『こういうのがあるから呪術師がいるの』




「あ、そっちのやばいね いってらっしゃい」



そのまま走るようにフィールドに向かっていった






呪霊が多く発生する前に対処しとこう
やっぱ呪具取りに戻ってて正解だわ
これなら一撃で祓える

特級呪具 矢風(ﾔｶｾﾞ)

扇子の呪具で扇ぐだけで攻撃を与えれる
広範囲の攻撃にはうってつけの呪具
そして扱う人によって力が変わるため特級のAなら十分すぎるくらの効果を発揮してくれる




そしてフィールドに着くなり
みんなに見えないところで 矢風を呪霊に対して大きく振りかざし大きな風を吹かせ祓った





『…よしこれで大丈夫なはず…』








──千切side──





あと5分…あと5分で俺たちは負ける
これで俺のサッカーは終わる……


なのに…なんだよ潔……
なんでそんなに頑張んだよ



…そうか潔お前はあの時の俺と同じなんだ
Aさんの言う通りだな……

信じなきゃいけないのは




今 潔を見て熱くなってるこの俺の滾りだ…！！




その時少し強い風を肌に感じた



『行け！！！千切くん！！！！』





…！Aさん

俺もう一度やってやるよ
壊れるなら壊れろ

これで最期でもいい

見ろ


世界一のストライカーは俺だ！！！！




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※ 特級呪具 矢風はオリジナルです

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