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「ん……痛っ、」
ふと、目を覚ますと腰が痛くて。
愛された証拠なのだと嬉しくなる。
すやすやと隣で眠る可愛い恋人を起こさないように、ベッドを抜け出す。
抱いて欲しい、なんていきなりで驚いただろうな。
けれど。
最初で……最後のお願いやから。
ある番号に電話を掛けると、すぐに出て。
用件を話して、電話を切る。
眠る望の腕の中に戻って、温もりを忘れない様に抱きついて。もう一度、目を瞑った。
***
「望、起きて?」
「ん……おはよ……?」
「おはよ、」
頭を撫でて、望を起こす。
珍しく先に起きてる俺に不思議そうな顔をした。
「早ない……?」
「…早ないよ、起きて着替えて?」
「へ…着替える?」
いつもとは違う事ばかり言う俺に、どうしたん?と聞いてきた望に、あの時もらった名刺を見せる。
「何でこれ、」
「心配しとった…家、戻った方がええよ」
「……流星と、離れたない」
俺もやで、と言いそうになったその時、チャイムが鳴って。
ドアを開けて、迎えた人を見た瞬間、望は目を見開いた。
next.
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作者名:きー | 作成日時:2017年7月10日 23時