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「…それで……目が覚めたら、流星がおった」
「おん…」
「一緒におって欲しかってん…やから、拾って欲しいなんて我が儘言った……」
小瀧を言わんかったのは、流星に俺自身を見て欲しかったから。
隠しててごめんなさい。
甘えてごめんなさい。
そう泣きながら何度も謝る望をそっと抱きしめた。
「っわ、流…」
「辛かったな、」
「……」
「大丈夫。一緒におるよ」
ぎゅっと力を込めると、そっと背中に腕が回って来て、同じ様に力が込められた。
そのたどたどしさが可愛くて仕方ない。
「俺な、嬉しいねん」
「…?」
「望がおかえりって…毎日言ってくれるん」
「流星、」
身体を離すと、涙を溜めて微笑む顔が見えて。
その顔が愛しくて離れたくない、って思ってしまった。
「これからも言って欲しい…」
「言う!俺も言いたい!」
淳太さん、ごめんなさい。
責任持って面倒見るって約束します。
だから。もう少しだけ、一緒にいさせて下さい。
next.
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作者名:きー | 作成日時:2017年7月10日 23時