甘える(桃×青) ページ4
夜、家でのんびりとテレビを見ていたら、LINEが来た。
誰やろ、と思って画面を見ると淳太からで。
『悪いんやけど、流星の事迎えに来てくれへん?』
という文と、店の住所が送られていた。
続けてまたLINEが来る。
『流星がのんちゃんに会いたいんやって。』
それを見た瞬間、にやけてしまった。
了解、と返信して上着を取って家を出た。
「のんちゃんこっちやでー」
「淳太お疲れー……ってうぉ…!!」
「のぞむ!」
店に着いて、LINEをして中に入ると淳太が手招きしてて。個室に入ろうとしたら衝撃が襲ってきた。
ぎゅー、と抱き着かれたのは酔っ払ってる流星だった。
「何でおるん?」
「俺が呼んだんやで。流星が会いたいって言っとったから」
「ふふ、ありがとー」
にこにこと笑って、俺に抱き着いたまま淳太にお礼を言っている流星。
ふわふわな髪が頬に当たってるし、良い匂いするし、何だか変な気分になってきた。
でも、酔ってる状態の流星にそんな事出来ひんから、ここは我慢だ。
「流星、もう帰るで」
「ん。淳太明日の仕事朝からやもんね、」
「おん。のんちゃんに送ってもらい?」
「そうする、ありがと」
ってことでよろしくなぁ、ってすっごいニヤニヤした顔で言われた。
考えてた事完全にバレとる……。
悶々としてるのを、腕の中で眠そうにしている流星にはバレないように、そっと抱き上げて、上着と荷物を貰って、淳太と別れた。
「よっ…と」
俺の家に着いて、ゆっくりとベットに降ろす。
水飲んだ方が良いかな、と思って離れようとすると、手を掴まれて。
「ん?」
「……望……ここにおって…」
火照った顔で、上目遣いでそんな事言われたら。
我慢出来る訳がない。
流星をそっと押し倒して、キスをした。
「んぅ……」
「…いい?」
そう聞くと、首に腕が回って、引き寄せられてキスを返されて。
しよ…?って甘い声で言われたらもう、止まれない。
「好きやで」
「俺も……すき」
恥ずかしそうに好きだと言う可愛い恋人を、離さないように、強く抱きしめた。
End.
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きー(プロフ) - あやさん» こちらこそありがとうございました!!全然まとまってないし、駄文ですみません(;;) (2017年5月13日 22時) (レス) id: fa663ad899 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - リクエストありがとうございました(^^)楽しくよませてもらいました(*^^*) (2017年5月13日 21時) (レス) id: 3079e7abbf (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ありがとうございます^ ^書きやすいようにアレンジや変更大丈夫です!よろしくです(^^) (2017年5月9日 18時) (レス) id: 3079e7abbf (このIDを非表示/違反報告)
きー(プロフ) - あやさん» 女装デートですね!桃…ずいぶんと策士ですね(笑)分かりました!書かせて頂きます(^^) (2017年5月9日 18時) (レス) id: fa663ad899 (このIDを非表示/違反報告)
きー(プロフ) - 青はきっと溜めて溜めて、あるキッカケでわっと出ちゃうタイプだろうな、と思ったので書いてみました(*^^*)桃は年下の可愛いさを意識してたのでツボにハマったようでとっても嬉しいです! (2017年5月9日 18時) (レス) id: fa663ad899 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きー | 作成日時:2017年4月23日 9時