私と貴方の恋模様【藍沢耕作】

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「さっきぶり、優輔君。」


優輔「A先生？どうして？」


「んー、ちょっと聞きたいことがあってさ」


《はーい、じゃあチクッとしますよー》


看護師さんのその一言で一瞬、優輔君の顔が歪んだ


「あのー、ワイのハザード？だっけ」

優輔「あのゾンビのゲーム？」

「そうそう！最近あのゲームにハマってるんだけど途中から全く進まなくて……。ずっとゲームオーバー」

優輔「どこでつまづいてるの？」

「あのー、4-3面あたり。」

優輔「あー、それはね」









ずっと、ゲームの話をする。


最初は曇っていた優輔君の顔はだんだん明るくなっていった





「へぇ、そうすれば良かったのか！」

優輔「A先生弱そう(笑)」

「何！？じゃあ、明日……はオペがあるから、明後日！！
明後日に勝負しよう！それで負けた人は秘密をひとつ言う、どう？」


優輔「うん、いいよ！」


ちょうどいいタイミングで、血液検査が終わった



「じゃ、また明後日ね！」


優輔「うん、明日のオペ頑張って」







……神様は……









もしかしたら悪魔なのかもしれない





私は見てしまった。







藍沢「やめろって」







「え？耕作？」









奏さんとのキスを。

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