No.84 ページ37
職場体験直後
初のヒーロー基礎学…
「ハイ、私が来た。
ってな感じでやっていくわけだ。
けどもね、ハイ、ヒーロー基礎学ね！
久しぶりだ少年少女！
元気か！？」
「ヌルっと入ったな」
「久々なのにな」
「パターン尽きたのかしら」
「いや、ただ単に面倒になっただけかもよ」
「尽きてないぞ。
面倒でもないぞ。
無尽蔵だっつーの。
職場体験直後ってことで今回は
遊びの要素を含めた救助訓練だ！！」
「救助訓練なら
USJでやるべきではないのですか！？」
「あすこは災害時の訓練になるからな。
私は何て言ったかな？そう“レース”！！
ここは運動場γ！
複雑に入り組んだ迷路のような細道が続く
密集工場地帯！
5人または6人の4組に分かれて
1組ずつ訓練を行う！
私はどこかで救難信号を出したら
街外から一斉スタート！
誰が一番私を助けに来てくれるかの
競争だ！！
もちろん、建物の被害は最小限にな！」
「指さすなよ」(爆豪)
1組目
緑谷、尾白、飯田、芦田、瀬呂、十文字
クラスの中でも機動力の高い人たちが集まり
皆は誰が一番になるか予想をしていた。
「俺、瀬呂が一位」
「あー…うーん、でも尾白もあるぜ」
「オイラは十文字か芦戸！
あいつらの運動神経すげえぞ」
「デクが最下位」
「ケガのハンデはあっても
飯田くんな気がするなあ」
「十文字が一位」
(((轟！！？)))
そんな会話が行われているのにも関わらず
青海はオールマイトがいる場所の探索を行なった…というのも場所は動けない故に嗅覚と聴覚に頼るしかないが、彼は思いのほかすぐに見つかった。
「(見つけた。
なら上から行った方がいいかな)」
『START』
それと同時に合図が響き、
青海は我先にと不安定な足場を
“個性”を使わずにピョンピョンと駆けて行く。
「十文字速ぇ！！」
「オールマイト！
もう大丈夫！救けに来たよ！」
「フィニーッシュ！
サンキュー！十文字少女！
助かったぜ！」
そしてすぐにオールマイトの所に行けば
“助けてくれてありがとう”と書かれたタスキを渡され、後から来た人たちにウィンクを飛ばした。
「悔しい〜！！」
「一番は十文字少女だったが、
皆、入学時より“個性”の使い方に
幅が出てきたぞ！！
この調子で期末テストに向け
準備を始めてくれ！！」
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スート(プロフ) - ちかぱさん» コメントありがとうございます！93からズレていたようです…直しておきます！ご指摘ありがとうございました！ (2020年2月25日 9時) (
レス) id: 1c1bb3d8a6 (このIDを非表示/違反報告)
ちかぱ - お話の93話がないですよ。 (2020年2月24日 23時) (レス) id: cdb9a35a2d (このIDを非表示/違反報告)
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