No.77 ページ30
「行くわよ！」
「思いっきり…お願い！！」
緑谷の足下から壁を勢いよく生成し、
彼をステインまで飛ばす。
「「行け」」
すると奥の方で飯田も動いていて、
ステインに緑谷の拳と飯田の蹴りが食い込む。
「おまえを倒そう！
今度は…！犯罪者として____…」
「動きが止まったわ！！」
「たたみかけろ！！」
「ヒーローとして！！」
さらにそこへ轟の炎も加わり、
気絶したと思われるステインを
落ちてくる緑谷と飯田をクッション状にした障壁で受け止めた。
「……流石に、気絶してる…っぽいわね…」
「じゃあ拘束して通りに出よう。
なにか縛れるもんは…」
「念の為、武器は全部外しておこう。」
ステインはゴミ捨て場にあったロープで縛り
轟と青海で引き摺る形で連行。
脚をやられた緑谷はヒーローの男性に背負われて移動する事となった。
「轟くん、十文字くん、やはり俺が引く」
「腕壊れてる人に任せるわけには行かないわよ」
「それはおまえもだろう。」
「悪かった、
プロの俺が完全に足手まといだった」
「いえ…一対一でヒーロー殺しの“個性”だと
もう仕方ないと思います…強過ぎる…」
「四対一の上に
こいつ自身の“ミス”があってギリギリ勝てた。
多分焦って緑谷の復活時間が
頭から抜けてたんじゃねえかな。
ラスト飯田のレシプロはともかく…
緑谷の動きに対応がなかった。」
そんな会話をしていると
緑谷の職場体験先のヒーローである老人…
グラントリノと刃武が他のヒーローを引き連れて現れた。
「備刑事！」
「アクア！
無事…ってわけでもないけど…
良かった、致命傷はないようだね。」
「心配かけてごめんなさい…
そっちは、片付いたんですか？」
「ああ、既に拘束して連行したよ。
……噂のヒーロー殺しだね。
本当なら無茶しすぎだと怒る所だけど…
お疲れ様、よく頑張ったね」
「！……ありがとうございます。」
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スート(プロフ) - ちかぱさん» コメントありがとうございます！93からズレていたようです…直しておきます！ご指摘ありがとうございました！ (2020年2月25日 9時) (
レス) id: 1c1bb3d8a6 (このIDを非表示/違反報告)
ちかぱ - お話の93話がないですよ。 (2020年2月24日 23時) (レス) id: cdb9a35a2d (このIDを非表示/違反報告)
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