GOT7? ...I GOT7!

耳から離れなくて ページ9

MARK SIDE

それから

君も加わって始まった練習。

やっぱりずっと練習してただけあって

身体のキレが凄くて見惚れる。







さっきの言葉が耳から離れなくて

よく指示が聞こえない。

どうして簡単に、僕の心 乱すようなこと言うの? A。

どうして皆にも好きだなんて...そんな軽々しく言うの?

A。

なんで僕、こんなに乱されてるんだろう。








Aを見る、全ての視線に嫉妬してる。

Aを呼ぶ、僕以外の声なんて聞きたくない。

バカみたい僕...

もうこんなに君を好きになっちゃって

ホント バカみたい...。







格好良いなんて言わないでよ。






いや、もっと言って。僕、おかしくなりそう。

そんな言葉、二人きりの時だけにして。お願い。









_______









それから練習に加わり

午後からはボイストレーニング。





Jr.「ヌナ、声綺麗だから良さそうだね。」




YJ「どうしよう?! 僕より上手かったら?!」




YG「大丈夫です。そんな人、沢山いますから。」




マンネが強烈ブラック。




YJ「ユギョマ...」




ヒョンを泣かせるのは止めろ、マンネ。




JB「どういう曲が得意?」




「Ne-YoのBecause of youとか?」




得意といっても自信がある訳じゃない。

ただ僕が、この曲を好きなだけ。

歌が終わると、また静寂が包む。

やっぱり下手...








JB「...ヤベェ。」




BB「ヌナ超上手いね!!」




JK「OMG!!」




YJ(開いた口が塞がらない)





YG「...ヒョンより上手い人、此処にいましたね。」




Jr.「ヌナ、何でも出来るんだね。」




MK「...perfect.」






評判は上々?

なら、不安にさせるな。全く...もう...。

でも一人でやる練習より、皆とやる方が楽しい。








そうして今日の練習も終わり、宿舎。

夕食を適当に食べた。






YJ「ところでさ、ヌナって背高いよね。

　 何cm?」





「僕? 171cmくらい。

　多分、もう成長期は終わった筈」





BB「僕と変わらないじゃん笑」




Jr.「でも、凄く細いですよね?」




JK「何kgなの?」





おまえ... デリカシーの欠片もねぇ。





YG「ヒョン... 最低。」





「大体... 49kgくらい?

　でも僕、筋肉質だからな〜。見た目より重いでしょ?」




MK「Aは細過ぎる。もう少し太った方がいい。」







マーク...?









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