GOT7? ...I GOT7!

女の子 ページ7

顔を洗って頭を醒ました。

戻ったらマークは

何もなかったかのような雰囲気。

だったら僕もそうしよう。






「マークが掛けてくれたの? 毛布。」





MK「布団も掛けずにあんなとこで

　 寝ちゃダメでしょ? 女の子が。」




...女の子が?




「なんか...ごめん。でも僕が...女の子?」





MK「僕には君が女の子に見えるけど

　 何? 違うの?

　 次から眠れない時は

　 僕がホットミルク作ってあげるから。

　 だから今日は、ちゃんと部屋で寝てね?」






「なんか悪い... けど、ありがとう。

　今日はちゃんと部屋で寝るから、ごめん。」






君の瞳は、真っ直ぐで揺らがない。

まるで僕の心を見透かしてるみたい。






BB「おはよ〜。ヌナ、おはよ〜。」






ベムベムが起きてきた。

リビングに入るなり、僕に抱きついて離れない。






Jr.「あっ! 何してんだよ〜ベムベム!!

　 ヌナ、マークヒョン おはよう。」






ジニョンが僕からベムベムを引き離す。

生き返った。







JK「も〜起きたら誰もいないし! A!! マーク!!」





YJ「おはよう。ヌナ、ヒョン。」





JB「おはよう、A。」





YG「おはようございます。ヌナ、ヒョン。」






全員揃って朝食を食べて、練習室へ向かった。








JB「そういえば、Aの実力俺ら知らないんだけど

　 どんなもんなの? 今、踊れる?」






BB「見たい見たい!!」





なんか... ハードルめっちゃ上がってる?

自信がない訳じゃないけどさ...

あんまりプレッシャー掛けないでよ。






「...あんま期待しないで」





適当にかかった音楽に、自然に身体が反応した。

これが練習の成果なのか。

僕の身体にはもう、音が染み付いてた。






「...どうだった?」






MK「...凄い。」





BB「ヌナ、格好良い〜!!」




JB「おまえすげぇな笑」




JK「ヤバい。」




YJ「(ﾟДﾟ)」




YG「ヌナ... 良かったです。」




Jr.「...さすがですね。」









...良かった。

受け入れられなかったらどうしようかと思ったじゃん。

社長から、皆の実力の程は聞いてたから。

でも良かった。

これなら、迷惑も最小限で済むだろうか。

女の僕が、此処に存在する意味。








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