GOT7? ...I GOT7!

まだ...起きないでね ページ6

あまり眠れず、夜中に目を覚ました。

そっと、リビングへ向かった。






誰もいない夜中のリビング。

一人真っ暗なソファーの上で、僕は何を思う?





携帯を触っても、音楽を聴いても、何をしても眠れない。

もうすぐ朝がやってくるというのに...。

もうすぐ朝が...。









MARK SIDE

ふと、夜中に物音がして起きた。

部屋にいないAを探して、リビングへの扉を開けた。

すると真っ暗な中、ソファーで蹲るAを見つけた。

...こんなとこで寝てたら風邪引くよ。






僕は持ってきた毛布をAに掛けた。





外はもう、光を取り戻し始めてる。

僕は、眠る君の髪をそっと撫でた。





どうして... こんなに綺麗なんだろう?

同じ人間とは思えないよ。君は、美しい。







でも、気になる理由はそれだけじゃない。







君の...甘い甘い声。白く細い指先。

瞳、鼻、唇...君の全てに... 僕は心奪われたんだ。






時間なんて関係ない。







白い肌が僕の指先に絡みつく。

その頬をそっと撫でれば、僕の心臓が高鳴る。

僕の指先が... 君の唇に触れた。








...柔らかい。やっぱり君は女の子なんだ。

だから僕の胸が、こんなにもときめく。







...A まだ...起きないでね?







僕はそっと近付いて、君にキスをした。

一度触れたらもっと触れたくなった。

でも... 今はこれだけ。









_______









...ん? 何かが唇に触れたような感覚がした。

いつのまに僕...。

気が付けばもう、朝日が眩しかった。

僕の身体に掛けられた毛布。

...一体、誰が?

取り敢えず醒ます為に、バスルームへ向かった。







ｶﾞﾁｬ






すると、目の前には上半身裸のマーク。






「っごめん!!」






慌てて出ようとした僕の手を、マークが掴んだ。






MK「顔、洗うんでしょ?」






風呂上がりらしいマークが言った。






「でも、マークが...。」






...この状況でドキドキしない訳ない。

君は分かってて...やってるの?






MK「いいよ。使えば? 僕もう出るし。」






その言葉に甘えようとしたら






...ﾋﾞｸｯ






MK「お腹...見えてるよ。」






振り向いた君がそう言って


僕の捲れた服から覗いていたお腹をそっとなぞった。









からかうのはやめてよ... マーク






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