GOT7? ...I GOT7!

突然の告白 ページ43

そんなこと、考えてたら

ゆっくりとマークが口を開いた。








MK「僕は... このままデビューしたくないな。」








どうして..









「マークは... デビューしたくないの?」









そんな訳ないって分かってるけど...。

でもマークから返ってきた答えは、全くの予想外だった。









MK「僕はデビューしたくない訳じゃない。

　 ただ...

　 このままデビューするのが嫌なだけなんだ。」









僕がバカだから

その言葉の意味が分からないみたい、マーク。









「このまま...?」









マークが言う

このままじゃない僕達の関係って?









MK「知ってる? JYPに恋愛禁止なんてルールないの。」









「...マーク?」









マークが、僕をジッと見つめた。

僕もその瞳を逸らせなかった。









MK「ねぇ... もうこんな関係終わりにしない?

　 僕、Aが好きだよ。
　
　 だから、A... 僕と付き合って。

　 誰よりも幸せにするよ。」









全く予想外のマークの言葉に、僕は固まった。

そしてさっきの言葉を脳内で再生して、意味を考えた。

簡単じゃないその言葉は、僕の答えも簡単じゃない。








「...マーク。」









マークはそんな冗談を言うような人じゃない。

そんなこと僕が一番分かってる。

分かってる...筈なのに。









突然僕に向けられた視線を

僕はそう簡単に逸らすことが出来ないでいた。

僕の気持ちはどう? 僕の心はなんて言ってる?

欲が感情が支配したら

僕は僕じゃなくなってしまう。

そんなのこわい。

こわくて仕方ないんだよ。









「...マーク。どうして突然そんなこと...」









その言葉の先を遮るように

マークの唇が僕の口を塞いだ。









僕の知らないマーク。

言葉、行動、全てに振り回される。

僕の知っていたマークは... 何処に行ったの?









MK「明日一日考えて、返事して。

　 じゃあ、もう寝よう?」









突然の告白。

そして明日一日で答えをって... 僕には難し過ぎる問題。

君の想いは、十分伝わった。

なら... 僕の気持ちはどう?









今、僕の胸に広がっているこれが

...好きという感情? ...愛という感情?









形にしていいの?

素直になっていいの?

伝えてもいいの?








僕、君が好きだって。









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