君が悪い 君のせい ページ22
宿舎に帰ってシャワーを浴びて
疲れてる皆は、そのまま部屋に入った。
僕が最後にシャワーを浴びて出たら
リビングにはもう誰もいなかった。
僕も疲れたし、明日も早いから寝ないと。
そう頭では理解してても
中々緊張と興奮が冷めやらない身体は
まだ僕に、眠気を催さない。
MK「...どうしたの? まだ眠れないの?」
扉が開いたかと思ったら、寝た筈のマークだった。
「なんか...眠れなくて。
ごめん、起こしちゃった?」
MK「いや、大丈夫。
僕もまだ寝てなかったから。」
そう言って、キッチンへ向かったマーク。
暫くして戻ってきた手には、二つのマグカップ。
MK「はい。これで多分、よく眠れる筈。」
そう言ってマークが
僕にホットミルクの入ったマグカップを渡した。
「これ...。」
MK「早く飲まないと、冷めちゃうよ ほら。」
そう急かすように言い、僕からの言葉を遮った。
このホットミルクも、久しぶりに飲んだ。
やっぱり
このホットミルクには何か魔法が掛けられている。
だって飲み終わる頃にはほら...
もう眠たくなってきている...か..ら。
MARK SIDE
眠たい瞳を必死に擦りながら君を待って
分かり易い嘘を吐いて、君の傍に。
案の定行けば、眠れないって言う君。
ホットミルクを淹れて君に渡した。
その横顔を見る僕。
少しずつ君の瞳が、とろんとしていくのが分かる。
君が飲み終えたマグカップを洗って戻ってきたら
君は眠気に勝てなかったのか
ソファーに頭を預けて眠っている。
ダメだよ。そんな無防備に...
触れたくなるから、君に。
もっと近付きたくなるから、君に。
ギリギリで保つ理性だけど
でもこれは... 君が悪い。
僕の前でそんな姿... 見せたりして。
前髪を避けた、白く透明な肌。
なぞった赤く小さな唇。
君が悪い。そう君が悪いんだ。
君のせい。そう全部君のせい。
そう自分に言い聞かせて、君の唇にキスをした。
あの日以来の... キス。
僕しか知らない、キス。
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シオン(プロフ) - もえさん» いえいえw歓んでもらえて何よりですwwwこれからも期待に沿えるよう頑張りますね (2014年9月10日 3時) (
レス) id: bea34d76b6 (このIDを非表示/違反報告)
もえ - シオンさん» 主様わたし泣いちゃいますよ！！嬉しすぎます！！ほんっっとうに感謝です！更新楽しみにしてます(*^^*) がんばってください！ (2014年9月10日 0時) (レス) id: eda80240c5 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - もえさん» お久しぶりです(^^)また荒ぶっておられますねw実はもえさんの為に書きましたwww作者先月後半から体調を崩していて更新遅れましたがもう復活致しましたのでこれからはもっとマメに更新出来ると思います。期待に添えられるよう努力しますので楽しみに待っていて下さい^^ (2014年9月8日 0時) (レス) id: bea34d76b6 (このIDを非表示/違反報告)
もえ - お久しぶりです！！！！主様！！天才ですか！！！← ダメだ、また荒ぶっちゃいましたww めちゃくちゃドキドキしました/// 更新焦らず頑張ってください！ (2014年9月7日 23時) (レス) id: eda80240c5 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - もえさん» wwwだいぶ荒ぶっておられますねwwwテレパシー届きました!!wwwご期待に添えられて良かったですw続きもお楽しみにw(*^ｰﾟ) (2014年8月16日 1時) (レス) id: bea34d76b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シオン x他2人 | 作成日時：2014年6月26日 20時
