GOT7? ...I GOT7!

僕の方がもっと ページ18

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本当は... ドキドキした。

だってジェボムは、いつもはあんなことしない。

なのに突然...。

ダメだ。これ以上は、もう。









宿舎に帰って、シャワーを浴びた。

嫌な汗を、沢山かいた気がする。

着替えてリビングに向かえば

其処にはジェボムとマークがいた。









MK「おはよう。A。」








「おはよう。マーク。」









ジェボムとマークの間に流れる空気が

昨日までとは少し、雰囲気が違う。









BB「ヌナ、おはよー!!」









ちょうど良かった。

このまま三人は、息がし辛かった。









JB SIDE

部屋には戻らず、ソファーで一人 ボーっとしていた。

Aはシャワーを浴びてるらしい。

扉が開いた。







MK「何処行ってた? ...二人で。」







JB「何処でも。それが何?」






知ってるよ。マークの気持ちは。






MK「何してた? Aと。」






そんなに気になるのか?

おまえはAの事になると分かり易い。








JB「それは、答えなきゃいけない質問?」







こんなことしか言えないオレは、相当意地悪だ。

でも、それでもいいと思った。






JB「ひとりじゃ危ないだろ？

だからジョギングに付き合ってた。それだけ。」






嘘ばっかり、オレの口から出る。






MK「なら、最初からそう言えよ。

　 勝手にいなくなると、心配するだろ。」







おまえは優しいな。オレとは違う。

でも、優しさだけじゃ Aは守れないぞ?







JB「嘘。オレ、Aにキスした。」







MK「...っ。」








どうして... 何も言わない?

おまえもオレと、同じ気持ちなんだろ?

なのにどうして... 普段は男らしいおまえが

Aの前だとこうも弱くなる?








JB「オレ、Aのこと好きみたいだ。」









もう本当のこと言えよ。









MK「僕の方が... もっと好きだ。

　 おまえらには絶対...Aは渡さない。」









...そう来なくちゃ、オレもつまらないよ。

勝負は正々堂々...だろ?









MARK SIDE

寝たフリは、もうやめた。

このまま黙ったまま、おまえに

Aを渡したくはないんだ。

もう見てるだけじゃ、僕は嫌なんだ。









...キス? ふざけるな。

おまえがAを好きだって? 笑わせるな。









おまえらよりも もっと









もっと僕の方が好きだ。大好きだ。









いつまでも僕が

黙って見ているだけだと思うな。ジェボム。









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