GOT7? ...I GOT7!

好きみたいだ ページ11

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MK「そんな急いで、飲まなくていいよ。」





マークはそう言ってくれたけど

僕が申し訳なくて、早めに飲み干した。





「ありがとう、ごめんね。マーク。」





僕がそう言うとマークは





MK「どうして謝るの? Aは謝ってばっかり」




と言って、少し笑った。





コップを片づけて




MK「これでよく眠れるんじゃない?」





と言ってマークが、僕の手をまた優しく掴んだ。

何だろう、この手。温かくて心地良くて。







いつもより熟睡してるジャクソンを起こさないように

僕達も静かに布団に入った。

マークが入れてくれたホットミルクのおかげで

全身があたたかい。

優しい眠気が僕を誘う。







ありがとう、マーク。おやすみ。









MARK SIDE

いつも僕を惑わすのに不自由ないAだけど

今日の悪気のない愛嬌はホント...たちが悪い。






お風呂上がりってだけで

もう僕達はそれだけで君の虜なのに...

今日は更に、普段は見せない愛嬌ときた。

これで僕達がドキドキしない訳ない。







後ろから見てた。

君がベムベムに抱きつくところ...。






そんな甘い声出して...どういうつもり? もう...。






君は僕の気持ちを考えたことがあるのだろうか?

君の瞳には僕がただ優しいだけの人に映ってるの?







毎日、君と二人になりたくて

ホットミルク作ってあげるなんて言ったんだよ。

君は...分かってるの?







でも君がベムベムにそんなことするから

僕の計画は、全て台無しになった。

気付いたら君の手を掴んでいた。







灯りを消しても、僕はずっと君のことばかり...。

初めて恋した訳じゃないのに

どうして僕の胸は、こんなにモヤモヤするんだろう?







夜中、君が部屋を出て行く音。

気が付けば、僕も後を追っている。







やっぱり眠れなかったんだね。







僕が入れたホットミルクを飲む君。

ﾌｩｰﾌｩｰと冷ましたりしてる様が端から見てて可愛い。







そんな君を見つめていると、瞳が合った。








息が止まるかと思った。









ヤバい、僕。

相当、本気でAに惚れてるみたい。

もう、自分ではどうすることも出来ないくらい。

僕は、君のことが好きみたいだ。A。









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