ついていこうと リク作品(大宮) ページ1
(嵐設定) N side
ス「それでは本日もよろしくお願いします!」
「お願いしまーす。」
智「お願いしま〜す^^」
今日は大野さんと2人で雑誌の撮影。
今回は『ゆったり』がテーマだから、今流行りの人をダメにする系のクッションとかフワフワのブランケット、触り心地の良いぬいぐるみなんかがスタジオに所狭しと並べられてるんだけど
智「すげぇ気持ちいい〜^^」と早速うちの大野さんも負けじとマイナスイオン大量放出中。
それに伴って現場の空気もどんどん和やかになって
カ「いいっすね〜^^可愛いっ!」ってとても30過ぎのおっさんに使う言葉とは思えない褒められ方をされながらカメラさんにバシャバシャ撮られてた大野さんは
智「ニノも一緒に撮ろうよ^^」って俺の背中に自然に手を回してピースしたりして、完全に『アイドル』と化してたんだ。
それから30分後
ス「この後、インタビューの方も軽くお願いしたいんですが...」と予定に無かった取材が入り
智「ニノ、いける?」
「全然大丈夫よ。」
智「じゃあお願いします^^」
ス「すみません...ではまた20分後にここで。」って確認だけして、しばし休憩に入った俺と大野さん。
...といってもその場から一歩も動くことなく
「気に入ったの?そのぬいぐるみ。」
智「うん。貰っちゃおっかな^^」
「いや、お金は払いなさいよ。」
智「んふふっ^^」なんて雑談しながら時間が過ぎるのを待ってた...その時
『ジリリリリッ!!』って突然近くの火災報知器が鳴り響いて
ス「火災っ?!」
ス「とりあえず逃げろっ!」と一気に騒然とする現場。
スタジオにもだんだん煙が充満してきて、結局何が起きてるのか分からないまま
智「ニノ、おいら達も行こ?」
そう言って大野さんの綺麗な手が目の前に来たけど、俺は『ある不安』が頭を過ってその手を掴めずにいたんだ。
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名無し18750号(プロフ) - リクエスト大丈夫ですか? (2022年6月3日 10時) (レス) id: 6794d7e2b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みのり | 作成日時:2022年5月23日 10時