5 ページ16
N side
あれから2日、あの涙を見てからというもの
翔「俺も一緒に寝ていい？」
智「え〜...いいよ。」
翔「やった！おっ邪魔っしま〜す＾＾」
智「ニノ、こっち来て？」
「ん？どしたの。」
智「...寝るの、一緒に。」
「ふふっ。はいはい＾＾」と大野さんの寝るタイミングに合わせて一緒に仮眠を取るようになった俺たち。
それに伴って少しずつ食べられるようになったり飲み物を受け付けるようになった大野さんは
智「ニノ、翔くん。本当にありがと＾＾」
その2日後お医者さんから『完治』という言葉を貰い、晴れて明日から『仕事復帰』することになった。
そうなると、約1週間過ごしてきた大野さんの家ともお別れになるわけで
翔「この部屋の物、ずっと見てられるのに...」と荷物の整理をしながら名残惜しそうに部屋を見渡す翔さんは
翔「ねぇ、また来てもいい？」
智「別にいいよ＾＾いつでもおいで？」
翔「よっしゃー！」って早速次見に来る約束を取りつけていた。
そして2人で玄関に行き
「じゃあねー。」
翔「まだ寒いから、温かくして寝てね？」と帰ろうとすると
智「あのさ...これ。」ってモジモジしながら渡された小さい袋。
智「恥ずかしいから家で見ろ！」と強制的に帰らされてその中を見ると『欲しいって言ってたからあげる。』と達筆で書かれた文字と共に、数年前俺がリクエストして作ってもらった野球をモチーフにした立体フィギュアがあって
「本当、こういうとこ変わんねぇな。」
そう呟きながら一番目立つ玄関にそれを置いた俺は『明日から家に居るのが一層楽しみになりそうだ』と一人笑った。
END
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みのり(プロフ) - ( ＾∀＾)さん» 初めまして。こんな駄文、駄作を見ていただきありがとうございますm(_ _)m更新の頻度はバラバラですが、なるべく間は空かないように努力してるつもりです(>_<)コメントありがとうございます(^-^) (2017年5月6日 13時) (
レス) id: 4162abd65b (このIDを非表示/違反報告)
( ＾∀＾)(プロフ) - はじめまして。全て拝見させていただきました。どのお話も心暖まるものでとても良かったです。私も新米ながら小説を書いているわけですがリクに答えて他の作品も書いて…というみのりさんを本当に尊敬しています。いつもお疲れさまです (2017年5月6日 13時) (レス) id: 24fc974975 (このIDを非表示/違反報告)
みのり(プロフ) - hkr1020さん» リクエストありがとうございますm(_ _)m時間がかかるかと思いますが、順番に書かせていただきます。 (2017年4月30日 22時) (レス) id: 4162abd65b (このIDを非表示/違反報告)
hkr1020(プロフ) - リクエストです！智くんがなんとなく体調がよくない日が続いていたけど、なかなか仕事を休めないから少し無理しながら仕事をしていたら、数日後、とうとう収録のあとに高熱でダウンしてしまう っていうお話がみたいです！ (2017年4月30日 22時) (レス) id: 2235162d98 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - ありがとうございます！ (2017年4月30日 21時) (レス) id: 4c282b1e8d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みのり | 作成日時：2017年3月9日 17時
