青い空間。（短編集） (ページ9)

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M side

泣きそうになってたのを相葉くんが上手いこと宥めて、そのまま寝始めちゃったリーダー。
『おかゆは起きてからでいっか...』と俺はおかゆを鍋に戻し、2人が起きるのを待つことにした。

時折
智「ん～...」と苦しそうに寝返りをうつリーダーを起こさないように、そっと熱を測ってみたら39度だったから
「冷えピタ貼るね～...」とそっと額に貼ったり
翔「汗、すごいな...」ってタオルで汗を拭いてあげたりして時間を過ごした。

その1時間後。
目が覚めたリーダーは、ニノと一緒に俺らのいるリビングに来て
智「まつじゅ、おなかすいた。」とまだ寝ぼけ眼で言ってきたから
「用意してくるから、待ってて？」と言うと、ニノと2人でおとなしくソファーに座った。

俺が鍋を温め直して持っていく頃には、ニノの膝に頭を乗っけて寝ているリーダーがいて
ニ「ほら、大野さん。おかゆ、持ってきてくれましたよ？」っていうニノの声に、ゆっくり起き上がったリーダーは
智「ありがと、松潤。」って笑顔で言ってくれた。

「熱いから、ちゃんと冷まして食べてね？」って言うとふにゃっと笑って
智「ふふっ...母ちゃんみたい。」って言いながら食べはじめた。

半分まで食べてくれたリーダーは
智「ごめん...もう無理。」ってお椀を返してきた。
その後に
智「でも、美味しかった^^」って褒めてくれたから、嬉しかったけどね^^

俺はそんなリーダーの頭を撫でて
「おとなしく寝ててね^^」と言い残し、台所に食器を片づけに行った。