青い空間。（短編集） (ページ8)

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A side

大ちゃんの家に着いてインターホンを押したら、小さな声がして控えめにドアが開いた。

智「！！みんな、どうしたの？」って驚いた様子の大ちゃんに
潤「どうしたもこうしたもねぇよ。リーダーが熱出したって聞いたからみんなで来たの^^」と笑顔で話した松潤。
翔ちゃんは、すぐにスウェット姿の大ちゃんを抱き上げて中に入り
智「翔くん、恥ずかしいよ...」って大ちゃんの言葉も聞かずに
翔「そんなこと言ってないで、早く寝て！」と布団をかけてあげてた。

ニ「さて。大野さんの隣、失礼しま～す^^」とためらいもなく大ちゃんの隣に入っていったニノに
智「ニノ、うつっちゃうよ？」と大ちゃんが心配しても
ニ「大丈夫ですよ。ここがいいんです！」と頑なに傍を離れなかった。

そんな2人を見て癒されてたら
潤「おーい。おかゆ出来たよ、食べれる？」といつの間にか大ちゃん家のキッチンを使っていた松潤が、熱々のおかゆを持ってきた。

でも大ちゃんは
智「食欲ない。」と布団の中に入っちゃって、僕が
「でも食べないと、元気出ないよ？」って言っても
智「だって、食欲ないんだもん...」と目を潤ませちゃった。

そんな姿に折れた僕は
「じゃあ、少し寝たら食べようね^^」って言って、なんとか大ちゃんを泣かせずに済んだ。

そのままスヤスヤと寝てしまった大ちゃんに寄り添うように、隣のニノも寝ちゃったけどね^^