嫌よ嫌よも、好きのうち【番外編】

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石橋side



いや、いくらなんでも扱い酷いよな。


後藤会、メンバーでも お酒を伴う場所に
女1人で行って欲しくなくて俺もついて行った。




俺の写真を見て酒を飲むA。
本当馬鹿だなぁ。


なんて思いつつ机の下でしっかり手繋いで来てるのは
2人には内緒。




時間も時間だから解散して、
俺の家へと2人で歩く。





「 ねえ、拓実と都築だから良いけどさ
あんまりお酒飲み過ぎないでね。」



『 分かってるって〜。』



分かってない。こういうやつは学ばない。




『 スタッフさんとか、他の演者さんとか
その人たちの前ではちゃんと考えて飲む。でしょ？』




任せなさい！と、敬礼するA。




かと思えば近づいてきて
唇に柔らかいものが触れた。





『 遼大くんが不安になるようなことしないよ。』





「 分かった。信じる」





あぁ、俺って単純。



.

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