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石橋side

.

もう朝か。



でも今日はお互いオフ。




布団から出ようとする彼女を引き戻し
自分の腕の中へ収めた。





昨日の晩の流れだから
もちろんお互い服を着てないわけで




俺も大胆になったな
たった一晩でと思いつつも、
Aに離れて欲しくないって言う感情には
勝てないわけで、、、




腕の中に収まるAが俺の名前を読んだ。





「 何?」




『 私、今めちゃくちゃ幸せ。大好き。』



体勢を変えて俺の顔を見詰めるA。


可愛すぎる。



「 ……俺も幸せ。」



『 好き?私のこと好き!?』



「 だからこうしてるんでしょ。」




好きって言うのが何となく恥ずかしい。




『 それ狡い。 女の子は言葉も欲しいんだよ。』




「 あんまり頻繁に言うと価値が下がるでしょ?」



『 そうだけど…』



と、分かりやすく拗ねるAは
子どもみたいで、でも愛おしくて






「 …俺も好きだよ。」






ついつい甘やかしてしまう。






相当溺れてんな。俺。



.

後藤会→←朝



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作者名:. | 作成日時:2020年9月14日 5時

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