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石橋side
とりあえずAと同じベットで寝る
って言うミッションはクリアしたけど、
完全に俺体勢間違えた。
2人で天井みつめてる仰向け状態。
棺桶かよ…
あー こっからどう言う流れに持ってくの。
んー、と唇を噛み締めてると
隣に寝てるAが体勢を変えてこう呟いた。
「 本当に寝ちゃうの?遼大くん。」
と言いながら抱き着いてくるA。
俺はあまりにも大胆な彼女に大きな溜息を吐いた。
「 あ!ごめん、嫌だったよね?冗談! 」
嫌? そんなはずは無い。
ごめんと離れそうになる彼女を抱きしめた。
『 嫌なわけないよね。可愛すぎて溜息出た。』
「 な、なにそれ!覚悟してきたのに!」
覚悟?
「 ……バシくん何もして来ないから。」
そう言って俺の胸に顔を埋めるA。
『 …ごめん。緊張して、情けないよな。
いいの?…しても。』
「 駄目だったらバシくんのお家なんか来ないし。」
俺は
こっちむいて?といい彼女の頬に触れ
顔を近づけた。
『 あ、その前に…
遼大って呼んで。』
恥ずかしそうにしながらも
俺の名前を呼ぶ彼女。
その言葉がスタートのサイン。
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作者名:. | 作成日時:2020年9月14日 5時