27話 ページ27
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No.side
怪我人は出たものの、生徒の大半は無事であった。
警察からの一旦待機の令により、A組一同はそれぞれ受けたヴィランからの仕打ちを話していた。
「な、なぁ、橘…」
そんな中、眉を下げ、いつものテンションはどこに行ったのか。自信の無さげな上鳴は両手の人差し指をちょんちょんとくっつけながら橘に声を掛けた。
無言で目線を寄越した橘に上鳴は腹を括ったのか
「あ、ありがとう！さっき、たすけて、くれて…」
馬鹿でかい声でお礼を言ったのだった。
その声は周りにいたA組だけでなく、警察側にも聞こえていた様で、一瞬静まり返ったかと思ったが、警察側は仕事を再開させた。ただ、A組一同は未だ静かであった。
「お前があの時ヴィランやっつけてくれなかったら、俺も、耳郎も八百万もやばかったし」
「あのさ、」
A組には爆豪のようにキツイ言葉を掛ける者もいる。言葉こそ荒いものの人を思う気持ちは周りの人間からすれば気がついていた。しかし、
「そういうのいいから。」
彼女の場合、それは違っていた。
心底迷惑。冷徹な目がまるでそう言っているような表情に上鳴は目を逸らすことしか出来なかった。
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ノア(プロフ) - 久しぶりに読み返しました！とっても面白いので更新楽しみにしてます！ (3月20日 12時) (
レス) @page39 id: 97005589b6 (このIDを非表示/違反報告)
TRIXIE - 主人公ちゃんのいかにもな強者感が大好きです！！陰ながら応援しております...！ (12月29日 18時) (レス) @page39 id: 2c398aa4dc (このIDを非表示/違反報告)
凪疾 - とっても面白いです！好きな作品です！更新楽しみにしてます頑張ってください (12月28日 13時) (レス) id: 105e0f51c7 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 初コメ失礼します！この作品めっちゃ好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (12月28日 0時) (レス) @page39 id: 39b105c415 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - めっちゃ好みです！！主人公の強者の余裕感やストーリーがガチで良いですね！読みやすくてすぐ最新話まで見てしまいました！これからも更新頑張って下さい！✊ (12月24日 22時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｾﾅ。 | 作成日時：2022年5月16日 20時
