注射にいくよ 3 ページ8
智Side
Aの様子を見ていた和と雅紀の顔色がどんどん悪くなっている。
早くしないとほんとに逃げ出しそうだな。
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智「じゃあ翔、急いでやっちゃおう。
Aは・・・・・いいや、抱いたままで。」
Aが翔に引っ付いて離れそうになかったから、
隙間からうまく聴診器をすべりこませて聴診を終えた。
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智「お口開けて?・・・・・・うん、問題ないね。
よしっ、じゃあいきますよ?」
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翔「智にぃ・・・・笑顔で注射器もつのやめて・・・・」
智「ごめん、ごめん(笑)
はい、チクってするよ〜」
翔「うっ!!・・・・ってぇ・・・・」
智「ふふっ、そんなに痛くなかったでしょ?」
翔「痛いわ!! ・・・まぁでも、それほどでもなかったかも。」
智「でしょ〜
よし、じゃあ次は誰やる?」
『・・・・・・・・・・・・・・。』
智「お〜い、そこの坊ちゃん、聞こえてますか〜?(笑)」
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.
.
残りの3人は下を向いて聞こえないふり。
まったく、子どもじゃないんだから(笑)
.
智「ほら、誰からやるの?」
和「・・・・・・雅にぃから。」
雅「ちょっ!! なんで!? 和からでしょ。」
和「俺やだよ!! 兄貴なんだから先やってよ!!」
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.
あ〜あ〜、こりゃいつまでたっても決まらないね。
.
智「もう・・・・
じゃあ潤おいで? 先にやっちゃおう?」
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びっくりする様子もなく、特に嫌がることもなく、
うつむいたままイスに座った潤。
さっと聴診器を胸につけると、ドクドクと速い鼓動が聞こえてきた。
緊張してるんだね。
.
智「はい、あーんして?」
下を向いたままの潤の顎をクイッと上に持ち上げる。
智「ふふっ。
ほら、あーんだよ、潤。」
.
顔をあげた潤の目はウルウルしていた。
潤は喚かないだけ助かるけど、そんな目で見られたらやりずらいよ。
.
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智「見て、潤。
Aが潤に手振ってるよ?」
潤「ん?・・いって!!!・・うぅ・・・」
.
注射を終えてAの方をもう一度見ると、
Aを抱いた翔が親指を立ててグッドサインを作っていた。
翔がAに手を振らせたんだろうな。
ナイス、翔!!
Aもありがとう。
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革ベルト
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りんご - 嵐メンバーがお兄ちゃんになって、すごく頼もしかった♪ (2013年3月9日 9時) (
レス) id: 2add73a1b4 (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - ゆうさん» こちらこそ、読んでいただいてありがとうございました。本編でもよろしくお願いします^^ (2012年9月27日 21時) (レス) id: 6b985902de (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - 美夏子さん» はじめまして^^ マニアックな小説ですからね。その反応が正しいと思います(笑) 今では楽しんでいただけているようで、嬉しいばかりです。ありがとうございます^^ (2012年9月27日 21時) (レス) id: 6b985902de (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - 嵐LOVEシャム ‡§д=さん» 小学生でも大学生でも、やっぱり学校は大変だよ^^; 時間見つけて更新していくからね。本編でも、よろしくお願いします。 (2012年9月23日 16時) (レス) id: 6b985902de (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - すぅさん» 最後までお付き合いくださってありがとうございました。楽しんでもらえたようでホッとしています。本編の更新も頑張りますね^^ (2012年9月23日 16時) (レス) id: 6b985902de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちさ
| 作成日時：2012年8月24日 2時
