家族崩壊!? 1 ページ34
智Side
翔「あぁ゛ーー、もうしつこいなぁ!!!
その話はもう終わったって言っただろ!!!」
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廊下から聞こえてくる翔の怒声。
相手はたぶん、高校の時の同級生だ。
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一週間くらい前から連絡取りあってるみたいなんだけど、
最近になって携帯の着信がなるたびに、翔の表情が曇るようになった。
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何があったのか聞いても答えてくれないし、
それで今日はなんか怒ってるでしょ?
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リビングにいる僕らだってビクビクしてるわけです。
翔のこんな怒鳴り声、ほとんど聞くことなんてないから。
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ようやく会話を終えて部屋に入ってきた翔は、
場の空気の悪さに、下を向いたままソファーに座った。
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智「ねぇ、翔・・・・・」
翔「智にぃたちに話すことは何もないよ・・・・」
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あ・・・僕が言おうとしてること先読みされちゃった；
だけど、みんなの顔見てみなよ、翔。
みんな心配してるんだよ?
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雅「話すことないって言ったって、
翔にぃがそんなに怒ることなんて今までなかったじゃん。
最近ずっとため息ついてるし、俺らだって心配なんだよ。」
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翔「・・・・・・・・・チッ・・・」
.
わぁわぁ・・・翔が舌打ちしたよ?
あの優しい翔が、貧乏ゆすりしながら怖い顔してるよ?
.
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潤「ちょっと翔にぃ、その反応はないんじゃない?
自分だけの問題だと思ってるのかもしれないけどね、
俺らだって最近翔にぃに気使って生活してんの。
みんなに心配かけといて、それでいいわけ?」
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翔「心配してくれなんて頼んだ覚えない。」
潤「はぁ?」
.
.
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まずい・・・これはまずい・・・
2人とも目が本気だよ・・・
ここは長男の僕が止めないと・・・
.
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智「まぁ2人とも、落ち着いて。
翔も、さっき電話で何があったのか知らないけどさ、
まだ頭に血が上ってるんでしょ?
今言い合ったって、いいことないよ?
だから・・・・」
.
翔「いいよ、智にぃ。
俺がここにいるからいけないんだろ?
・・・・・・もう寝る。」
潤「ちょっと待てって。
話の途中で逃げるの?」
和「ちょっと2人とも・・・もうやめなよ・・・」
翔・潤「「和(和にぃ)は黙ってろ!!!」」
.
.
和「・・・・・・なんだよそれ・・・・。」
.
.
うわ・・・和のスイッチが入っちゃったよ・・・・
.
下を向いて拳を握っていた和が顔を上げた瞬間、
僕は見たことのないような和の目つきに背筋がゾワッとした。
ラッキーアイテム
革ベルト
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りんご - 嵐メンバーがお兄ちゃんになって、すごく頼もしかった♪ (2013年3月9日 9時) (
レス) id: 2add73a1b4 (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - ゆうさん» こちらこそ、読んでいただいてありがとうございました。本編でもよろしくお願いします^^ (2012年9月27日 21時) (レス) id: 6b985902de (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - 美夏子さん» はじめまして^^ マニアックな小説ですからね。その反応が正しいと思います(笑) 今では楽しんでいただけているようで、嬉しいばかりです。ありがとうございます^^ (2012年9月27日 21時) (レス) id: 6b985902de (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - 嵐LOVEシャム ‡§д=さん» 小学生でも大学生でも、やっぱり学校は大変だよ^^; 時間見つけて更新していくからね。本編でも、よろしくお願いします。 (2012年9月23日 16時) (レス) id: 6b985902de (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - すぅさん» 最後までお付き合いくださってありがとうございました。楽しんでもらえたようでホッとしています。本編の更新も頑張りますね^^ (2012年9月23日 16時) (レス) id: 6b985902de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちさ
| 作成日時：2012年8月24日 2時
