俺…どうすればいい… 4 (潤) ページ13
智Side
ようやくすべてを話してくれた潤。
おねしょをしてしまったことも、
それが怖くて最近寝れてなかったことも。
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潤「ｯｸ・・・ｳｯ・・・・情けねぇよ・・・俺・・・ｸﾞｽｯ・・」
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智「・・・・・情けない。
こんな年にもなっておねしょして、何やってんだ。
こんな恥ずかしいこと、誰にも言えないよな。
こんなことで悩んでるなんて、子供と一緒じゃないか。
自分じゃどうすることもできないくせに・・・いつまで強がってるつもり?
ダメなやつ。弱い人間だ。」
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潤「ｸﾞｽｯ・・・・ｳｯ・・・・ｳｯ・・」
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智「・・・・・って、思ってたんでしょ?」
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智「じゅん?
困ったことがあったらね、誰かに頼ってもいいんだよ?
自分じゃどうしようもなくなったら、助けを求めればいいの。
おねしょのことも・・・・それ以外のこともね。」
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潤「えっ・・・・・・」
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ハッとした顔で僕を見てきた潤。
僕が思うに、潤の悩みはおねしょだけじゃない。
それ以前に、もっと大きな何かがあるはずだ。
大人になってからおねしょは、ストレスが原因になることも多いからね。
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智「いいんだよ、潤。
誰かに頼るのは、弱いことじゃないんだから。
“助けて”っていうの、怖いでしょ? 苦しいでしょ?
だからこそ、それを言える人は強い人なんだ。
ね、潤。
潤はもう十分頑張ったよ?
何にも恥じることなんてない。
早くまたみんなで楽しく食事しようよ。
潤のおいしいご飯、みんなで食べよ?」
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潤「うっ・・・うっ・・・ﾝｯ・・・うわぁぁん!!」
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今までためていたものが一気に溢れ出したかのように泣きじゃくる潤。
そんな小さく震えている体を、
僕はぎゅっと抱きしめてそっと背中を撫でてやった。
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智「頑張った・・・頑張ったね。」
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僕の肩をぬらしていく潤の涙。
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嗚咽をもらしながら少しずつ話しはじめた潤の背中をゆっくりと叩きながら、
もっと早くに気付いてやればよかったと、グッと唇を噛みしめた。
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智「もう冷めちゃったね。」
潤「うん・・・でも、おいしい・・・」
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すっかり冷めてしまった紅茶をゴクリと飲み込んだ潤。
少しずつ紅茶を口に含んでいる潤の横顔は、穏やかに微笑んでいた。
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もう大丈夫だよ。
潤には僕らがついてる。
どんな時でも1人じゃないって、それだけは忘れないでね。
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革ベルト
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りんご - 嵐メンバーがお兄ちゃんになって、すごく頼もしかった♪ (2013年3月9日 9時) (
レス) id: 2add73a1b4 (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - ゆうさん» こちらこそ、読んでいただいてありがとうございました。本編でもよろしくお願いします^^ (2012年9月27日 21時) (レス) id: 6b985902de (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - 美夏子さん» はじめまして^^ マニアックな小説ですからね。その反応が正しいと思います(笑) 今では楽しんでいただけているようで、嬉しいばかりです。ありがとうございます^^ (2012年9月27日 21時) (レス) id: 6b985902de (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - 嵐LOVEシャム ‡§д=さん» 小学生でも大学生でも、やっぱり学校は大変だよ^^; 時間見つけて更新していくからね。本編でも、よろしくお願いします。 (2012年9月23日 16時) (レス) id: 6b985902de (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - すぅさん» 最後までお付き合いくださってありがとうございました。楽しんでもらえたようでホッとしています。本編の更新も頑張りますね^^ (2012年9月23日 16時) (レス) id: 6b985902de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちさ
| 作成日時：2012年8月24日 2時
