ある日の朝 ページ15
『あの時はお世話になりました。』
前も今も相変わらず無愛想だが、見ず知らずの変な女の看病をしてくれたという時点で大分お人好しなんだろう。
やっぱりなんだかんだいって世話焼きのホソクさんに似ているなと思った。
JK「あぁ…はい…。ていうかアンタ本当に看護学生なんだね。」
少し驚いたように返されて苦笑いを返す。
『一応3年目なんですけどね…ははっ』
色素の薄い髪と丸顔のせいで自分が幼く見られがちなのはわかっていたが、わかりやすく目を丸くしたジョングクさんに軽くショックを受ける。
この年で若く見られると言うのはあまり嬉しくない。
JK「…絶対年下だと思った。」
その言葉にユンギさんは鼻で笑い、ホソクさんはジョングクさんの頭を軽く小突いた。
HS「失礼なこと言うなよ。二個も下だろ。」
今度は私が目を丸くする番だ。
確かに顔立ちは…可愛らしいけどなかなか生意気な態度に同い年ぐらいだと勝手に思っていた。
YG「子供っぽいってよ。」
ニヤニヤしながら揶揄ってくるユンギさんを睨む。
HS「Aちゃんは立派なレディーだよ。ね？」
『え、あ、はい…？』
ユンギさんが焦ってフォローしてくれたもののどう考えたってそれは無理がある。
咄嗟に返事をしてしまったが、ユンギさんだけでなくジョングクさんも肩を震わせて笑っていた。
私が不貞腐れたようにそっぽを向くと堪えきれなくなったように三人とも吹き出した。
全くなんて失礼な人たちなんだ。
YG「えっと…っふっ…いや、悪いっははっ…で、何でホソク、お前はこんな朝から弟を連れてきたんだ？もう大学生なら病院ぐらい1人で来れるだろ。」
ツボに入ったのか笑いが収まり切らないままユンギさんがホソクさんに尋ねる。
HS「いやぁ…それがこいつ病院を毛嫌いしててさ。俺も普段なら放っておくんだけど、熱が40度超えそうだから流石にまずいかなと思って。」
ついユンギさんとジョングクさんの方を見る。
…この人なんでそんなに高熱があって平気そうなんだ？
HS「でしょ？何でこんなに元気なのって話だよね。ここまでくるにも散々嫌がってすごい大変だったんだから…。」
大袈裟に肩をすくめたホソクさん。
不機嫌そうにホソクさんから目を逸らしたジョングクさん。
よく見れば目も充血して潤んでいるし、大分顔も赤い。本当にどうやって反抗する力があったのか分からない。
HS「昔から体力だけは馬鹿みたいにあるんだよ。」
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桜桃(プロフ) - すみませーん。こちらにも メッセージ！！つけておきます (2月22日 8時) (
レス) id: 905d7f2212 (このIDを非表示/違反報告)
ユハ - とってもこの作品が好きです！お忙しいところ思いますが無理せず、更新お待ちしております。 (2月13日 5時) (レス) id: 56b83be86e (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 蒼色さん» 申し訳ないなんて…！！お忙しい中なのにも関わらず更新していただけることがありがたいです🙇♀️💕自分の作品はもう更新停止というより放置しているような感じなので蒼色さん尊敬です……笑。素敵なチョン兄弟をありがとうございました！ (12月22日 2時) (レス) @page22 id: d4a699c992 (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - 鹿さん» 更新遅れてすみません。ジョングクの可愛さは無限です笑 (12月14日 13時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - ななさん» そういっていただけて嬉しいです。すっかり更新速度落ちてしまって申し訳ありません💦チョン兄弟私も愛してます笑笑 (12月14日 13時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼色 | 作成日時：2023年11月12日 19時
