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ドアから顔を見せたのはホソクさんとユンギさんとジミン。


YG「…あー、これはまあ派手に…」


HS「ユナさん、とりあえずベッドに戻りましょうか。」


顔が引き攣った先輩方。ユンギ先生に関しては心の声が漏れている。


ユナさんから話を聞いて男手を集めてきたんだろうなぁというメンツだ。


流石ユンギ先生とホソクさんは落ち着いていたがジミンは息を呑んだのが分かった。


まあ物が散らかった部屋に血で汚れた床、それにユナさんの血まみれの手に私の頭だ。


これで落ち着いていられるユンギさんとホソクさんがおかしいとも言える。


ユンギ先生はすぐに私の方にきてしゃがむ。
ホソクさんはユナさんの方へフォローに回ったようだ。


YG「ちょっと触るぞ。」


そう言われて頭の傷口を触られた。
ピリッと痛みが走ったが、不思議なことにまだアドレナリンが出ているのかそこまでは痛まない。


『ッいっ…私は大丈夫なので…先に他を…。』


一応看護学生なわけだし、先に患者さんの方へ行ってくれた方が気持ちとしては楽だ。


YG「どう見てもお前が1番重症だから。
…まだ血止まってないからちょっと抑えるぞ。」


その声がユナさんに聞こえていないか少しヒヤヒヤとする。やっぱりユナさんのせいで私が重傷を負っただなんて思われたくないし…。


そんなことを考えているとガーゼで頭を強く抑えられた。


『痛っ…』


どんどん赤く染まるガーゼ。


何だか血の気が引く感覚がした。


私の顔色が悪くなるのを見たのかユンギさんは軽くため息をついた。


ホソクさんに手伝ってもらいながらベッドに戻ったユナさんが心配そうに私の方を見つめている。


YN「…っ私…本当に…ごめんなさい。…っAさんのせいじゃないって…っわかってたのに辛くてっ…。」


どんどん呼吸が浅くなっていくユナさん。


『…っあの私はだいじょ』


HS「大丈夫ですよ。ゆっくり息吐きましょうね。」


私の言葉を遮ってホソクさんがユナさんを落ち着かせる。


私の言葉はかえってユナさんを動揺させるだけだと判断したんだろう。


ホソクさんとユンギさんが目配せをし合う。


多分早く私をこの病室から出そうということだろう。


YG「あー…ジミン君、車椅子持ってきてもらえる?」


返事をして足早に車椅子を取りに病室を出たジミン。


『私、歩けます。』


YG「いいから。お願いだから黙って言うこと聞いて。」


…ユンギさんの焦った様子、初めて見たかもしれない。

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桜桃(プロフ) - すみませーん。こちらにも メッセージ!!つけておきます (2月22日 8時) (レス) id: 905d7f2212 (このIDを非表示/違反報告)
ユハ - とってもこの作品が好きです!お忙しいところ思いますが無理せず、更新お待ちしております。 (2月13日 5時) (レス) id: 56b83be86e (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 蒼色さん» 申し訳ないなんて…!!お忙しい中なのにも関わらず更新していただけることがありがたいです🙇‍♀️💕自分の作品はもう更新停止というより放置しているような感じなので蒼色さん尊敬です……笑。素敵なチョン兄弟をありがとうございました! (12月22日 2時) (レス) @page22 id: d4a699c992 (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - 鹿さん» 更新遅れてすみません。ジョングクの可愛さは無限です笑 (12月14日 13時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - ななさん» そういっていただけて嬉しいです。すっかり更新速度落ちてしまって申し訳ありません💦チョン兄弟私も愛してます笑笑 (12月14日 13時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼色 | 作成日時:2023年11月12日 19時

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