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TH「教えてよ、謝罪以上に俺がお前にできることって何？ここでお前に土下座でもすればいいわけ？」
JM「…っそう言うわけじゃないけど。」
TH「なら突っかかってくんなよ。」
冷たくハッと笑うテヒョン君。ジミンはついに黙り込んでしまった。
凍るような沈黙が私たちの間に流れる。
『…私は大丈夫だったんだからもうジミンは怒らないで。』
間を埋めるようにとりあえずジミンを窘める。
JM「Aがそう言うなら…。」
まだ不服そうなジミンだったが、他にこの場を収める方法も見つからなかったのか承諾した。
TH「…じゃ、俺もう行っていい？俺はジミンの友達なんかじゃなかったみたいだし、2人でいる方がいいでしょ。俺なんかは消えるよ。」
ジミンの発言にイラっと来たらしいテヒョン君が松葉杖を押し付けて帰ろうとする。
JM「…別に…そういうわけじゃ…。」
今度はジミンの方が申し訳なさそうな、悲しそうな顔をして下をを向く。
TH「…今頃何？何でお前がそんな顔するの？あの時散々言っておいて無責任にそれはないでしょ。」
JM「うん…ごめん。」
TH「ごめんって何？何に対して？俺の顔だけのために一緒にいてやったってやつ？黙って離れたこと？それとも、もともと友達なんかじゃなかったって言ったこと？お前が謝る必要ないよ、全部事実なんだから。」
ジミンがテヒョン君を傷つけてしまったとは言っていたけど、まさかそこまで言っていたとは。
JM「…ごめん。」
TH「…そうやって、また結局何も言わないんだ。四年前だって、そうやって勝手に俺から離れていった。」
ジミンは悔しげに唇を噛んだ。
私はジミンがテヒョン君を守るためにとった選択だって分かっているけど、急に突き放されたテヒョン君のことを考えればそれはあまりに気の毒すぎる。
結局黙り込んだまま何も言わないジミンを見てテヒョン君が話し始める。
TH「…ジミナ、俺はね。お前が本心でそんなこと言うわけないって今も信じてる。でも結局、何でそんなことになったのか、俺に何も言わずに離れて行ったのは俺を信用してなかったってことだろ。」
テヒョン君は悲しげに目を伏せる。
JM「…っ、そうじゃ…なくて！俺が弱かったんだ。お前に…嫌われたって実感するのが怖くて…結局黙ってお前から離れた。」
TH「じゃあそれはやっぱりお前は俺を信じてなかったんだよ。俺はお前が何をしても、例え死刑になるような犯罪を犯してもお前のことを嫌うことはなかったよ。」
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蒼色(プロフ) - ななさん» ななさん、こんにちは。そうなんです笑。ちょうど半日ぐらい違って皆さんが読みやすい夜に投稿ができないことも申し訳ないです💦続編でも是非よろしくお願いします！ (8月26日 0時) (
レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - カナダにいらっしゃったんですね…‼︎なんとなく時差はあるのかなと感じていました笑。続編もお供させてください！笑笑笑 (8月25日 23時) (レス) @page50 id: 3dac742d50 (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - asさん» asさん、こんにちは。そんな日課の一部にしてくださるなんて嬉しすぎて感激です。続き今アップしました。このお話を読んでくださりありがとうございました。 (8月25日 23時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
as(プロフ) - 前作からお話読ませていただいてます！最近は朝起きてからと夜寝る前にこのお話読むのが日課でした…。続編を今か今かと待ちわびてます (8月25日 21時) (レス) id: ca05a930ec (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - ゆかさん» ゆかさん、こんにちは。そんなこと言っていただけるなんて嬉しいです。続編も是非是非よろしくお願いします！ (8月25日 21時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼色 | 作成日時：2023年8月17日 0時
