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YG「…まぁ、もう人のために自分の体張るのはやめろよ。と言うか自分よりも重い男を片腕で支えるとか無理だろ。」
呆れたように言われた。
『だって、私が何もしなかったらジミンは大怪我してたかもしれないじゃないですか。』
YG「今回は、お前が怪我しただけで済んだから良かったけど、打ちどころが悪かったら即死だからな。死亡者が二人に増えるだけだった可能性もある。」
至って真面目な顔で不謹慎なことを言われる。
『そんな意地悪なこと、言わなくたっていいじゃないですか。結果無事だったんだから。』
YG「まあな。だからこれからの話だよ。お前だって仮にも看護学生なんだから分かるだろ？」
『…まぁ。』
確かに無茶なことをしたって言う自覚はあったけど、勝手に体が動いてしまったんだからしょうがない。
YG「あ、そういえばお前看護学生だったんだな。」
『今頃ですか？もうとっくにご存知かと思いましたけど。』
YG「いや、てっきりテヒョンとかと同じ美容系なのかと思ってたから。ほら、髪綺麗に染めてあるし。」
『あ〜、これ地毛なんです。もともと色素が薄いんですよ。実習前にいかにも黒染めですって髪色で行くのもどうかと思って、タイミング掴めなくて、染められなかったんですよ。』
高校卒業したら絶対インナーカラー入れようとか、ぬきっぱなしにしてみたい、とか意気込んでみたものの、割と勉強にも忙しく、タイミングもなく、結局染められなかった。
YG「へぇ〜、偉いじゃん。前に実習生の子がインナーカラー入れてたことがバレて、お局にめちゃくちゃ怒られてたよ。その後の実習もとことん目の敵にされてて気の毒だったわ。そっからたまにお局、実習生の髪色チェックしてる。」
思い出したようにそう語ったユンギさん。これはお局、面倒臭いタイプか…。
YG「そういえばお前、実習どこ行くの？」
『…ユンギさんのところです。』
YG「……邪魔だけはすんなよ。」
苦虫を噛み潰したような顔をした。
『私が実習に来るの嫌ですか？』
YG「いや…なんと言うか職場に身内がいるの、嫌じゃん。そこ配慮されなかったの？」
私も病院でユンギさんに会いたくなかったし、その気持ちは痛いほど分かる。
『いや、まだ届け出してないんで。』
そう言うと肩をすくめて大きくため息をつかれた。
YG「まあ頑張れよ。お局、悪い人じゃないけど、実習生受けは最悪だから。」
まじか…それはこれからの生活が思いやられるな…。
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蒼色(プロフ) - ななさん» ななさん、こんにちは。そうなんです笑。ちょうど半日ぐらい違って皆さんが読みやすい夜に投稿ができないことも申し訳ないです💦続編でも是非よろしくお願いします！ (8月26日 0時) (
レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - カナダにいらっしゃったんですね…‼︎なんとなく時差はあるのかなと感じていました笑。続編もお供させてください！笑笑笑 (8月25日 23時) (レス) @page50 id: 3dac742d50 (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - asさん» asさん、こんにちは。そんな日課の一部にしてくださるなんて嬉しすぎて感激です。続き今アップしました。このお話を読んでくださりありがとうございました。 (8月25日 23時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
as(プロフ) - 前作からお話読ませていただいてます！最近は朝起きてからと夜寝る前にこのお話読むのが日課でした…。続編を今か今かと待ちわびてます (8月25日 21時) (レス) id: ca05a930ec (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - ゆかさん» ゆかさん、こんにちは。そんなこと言っていただけるなんて嬉しいです。続編も是非是非よろしくお願いします！ (8月25日 21時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼色 | 作成日時：2023年8月17日 0時
