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慌ただしく出ていったジン先生。なんだか申し訳ないなぁ…。
JM「…A、ほんとに、ほんっとうにごめん。俺のせいで…。」
私のベッドの隣の椅子に腰掛けたジミン。
今にも泣きそう、というか顔を歪めてもうほとんど泣いている。
『いや、本当に気にしないで。ジミンに怪我がなくてよかったよ。』
JM「うん…。」
『…じゃあ、さ、何があったのか教えてよ。なんでジミンがそんなに悩んで苦しんでるのか。ジミンが苦しいのは私も嫌だよ。』
そういうと、ジミンは苦しいものを無理やり飲み込むみたいな顔になる。
JM「…テヒョンと…親友だったんだ。高二の時、たまたまテヒョンが不良から絡まれてたのを助けて…。テヒョンといる時は本当に楽しかった。俺にはないとこをあいつはたくさん持ってるから…。でも高三の時、俺はあいつを一方的に裏切った…。…顔だけのやつって言った…お前となんて居たくないって。」
ジミンの綺麗な顔が悲痛に歪む。
JM「でも…テヒョンは俺を信じてくれて…あんなこと言ったのに、良く声をかけてくれたり、違う学校だったのにわざわざ学校まできてくれたりした…。でも俺は全部無視したんだ…。結局俺が悪いのに…前、テヒョンに会った時の目が、すごく冷たくて…あんな奴らと絡んでるのが悔しくて…っ、」
ジミンの目から透明な涙が一筋流れた。
『…でも、ジミンだって…理由もなくテヒョンくんにそんなこと言ったわけじゃないでしょ？』
そういうと、ついにジミンは下を向く。
JM「…しょうがっなかったッ。父さんが…俺がテヒョンと絡んだままなら、テヒョンに何するかわからないって…言った！ただの脅しだったかも知らないけど…っ、あいつには実際それだけの力があるから…っ」
優しいジミンは全部自分のせいだと思って、悩んで悩んでたくさん自分を責めたんだろう。
実はジミンの家はCMにも出るくらいの大企業。そのお父さんが何するかわからないと言ったのなら、ジミンだって何もできなくなってしまうだろう。
『そっか…ずっと1人で抱えてたんだね。大変だったね。でも大丈夫だよ。みんなジミンが優しいこと、分かってる。』
結局テヒョン君がジミンに酷いことを言われた後も、ジミンのところに通ったのは、ジミンのことを信じていたからだろう。
ゆっくり頭を撫でてあげると、ジミンはそのまま肩に寄りかかってきて声を押し殺して泣いた。
ブリーチを何度もしたであろうジミンの髪は少しパサついていた。
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蒼色(プロフ) - ななさん» ななさん、こんにちは。そうなんです笑。ちょうど半日ぐらい違って皆さんが読みやすい夜に投稿ができないことも申し訳ないです💦続編でも是非よろしくお願いします！ (8月26日 0時) (
レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - カナダにいらっしゃったんですね…‼︎なんとなく時差はあるのかなと感じていました笑。続編もお供させてください！笑笑笑 (8月25日 23時) (レス) @page50 id: 3dac742d50 (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - asさん» asさん、こんにちは。そんな日課の一部にしてくださるなんて嬉しすぎて感激です。続き今アップしました。このお話を読んでくださりありがとうございました。 (8月25日 23時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
as(プロフ) - 前作からお話読ませていただいてます！最近は朝起きてからと夜寝る前にこのお話読むのが日課でした…。続編を今か今かと待ちわびてます (8月25日 21時) (レス) id: ca05a930ec (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - ゆかさん» ゆかさん、こんにちは。そんなこと言っていただけるなんて嬉しいです。続編も是非是非よろしくお願いします！ (8月25日 21時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼色 | 作成日時：2023年8月17日 0時
