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25 TH side ページ26

こんな俺でも一応、やっていいこととダメなことの境界線を自分で作っていた。


俺たちに関係ない人たちには暴力を振るわないこと。
そして、クスリには手を出さないこと。


クスリなんかに手を出したら弱い俺はあっという間に飲まれてしまう自信があった。


高二の夏休み、当時仲良かった奴らに誘われてゲーセンでたむろしていた時のことだった。


「テヒョン、ちょっと来てくんね?俺の先輩がテヒョンのこと話したら会いたいってさ。くれぐれもよくやってくれよ。いい子にしてたらいいもんくれるから。」


その時そいつの顔は嫌にニヤニヤしていたことを覚えている。まあさほどそんなことにも興味がなく、金でもくれんのかな…くらいの軽い気持ちで指定されていた場所へ向かった。


たどり着いた場所はthe廃工場、危ない場所で、ようやく自分が嵌められたかもしれないと気づいた。


だからと言って、そのまま引き返す気にもなれずもうどうなでもなれという気持ちでドアを開けた。


「君がテヒョン君?聞いた通り綺麗な顔してんなぁ。これなら男でも俺いけるかも笑。」


大学生ぐらいの男が3人いて、俺を舐め回すように見てきた。

手で背中から尻にかけて舐め回すように触られ、ようやく正気に戻った。


気色の悪い手を強く振り払ってその場から逃げようとする。


「何お前、なめてんの?ここに来たくせにタダで帰れるわけないだろ?何それとも焦らしてんの?」


TH「っっっっ!」


思いっきり腹を蹴り上げられ、一瞬視界の端に白い星が飛ぶ。


そこからはもう殴る蹴るやりたい放題された。


もう何もやり返す気力も起きなくてただひたすらに耐えるだけだった。


意識を失う直前、男たちがニヤニヤしながら粉を俺の口に入れてくる。


TH「…はっっ、うえっ!…っはぁ、はぁ。」


「うわ、汚い!こいつ吐き出したぞ!」


「これ高いんだから、這いつくばって舐めろよ。ほら、お前にはそれが似合ってるぞ笑笑。」


頭を足で押さえつけられて、そのまま自分の吐き出したものを舐めさせられそうになる。


こんなところに来た自分のバカさと、真面目な格好にもはや呆れて笑えそうだった。


でもそんな時スーパーヒーローみたいに助けてくれたのがジミナだった。


JM「お兄さんたち、やってたかって何してんの?電灯に群がるハエみたいな顔して笑。」


第一印象は口が悪い奴。そのあと当然殴りかかってきた自分よりガタイのいい男たちを次々と倒していった。

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蒼色(プロフ) - ななさん» ななさん、こんにちは。そうなんです笑。ちょうど半日ぐらい違って皆さんが読みやすい夜に投稿ができないことも申し訳ないです💦続編でも是非よろしくお願いします! (8月26日 0時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - カナダにいらっしゃったんですね…‼︎なんとなく時差はあるのかなと感じていました笑。続編もお供させてください!笑笑笑 (8月25日 23時) (レス) @page50 id: 3dac742d50 (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - asさん» asさん、こんにちは。そんな日課の一部にしてくださるなんて嬉しすぎて感激です。続き今アップしました。このお話を読んでくださりありがとうございました。 (8月25日 23時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
as(プロフ) - 前作からお話読ませていただいてます!最近は朝起きてからと夜寝る前にこのお話読むのが日課でした…。続編を今か今かと待ちわびてます (8月25日 21時) (レス) id: ca05a930ec (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - ゆかさん» ゆかさん、こんにちは。そんなこと言っていただけるなんて嬉しいです。続編も是非是非よろしくお願いします! (8月25日 21時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼色 | 作成日時:2023年8月17日 0時

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