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やっぱり貧血、授業中座っているとだんだん眩暈みたいなのはなくなった。
体はやっぱりだるかったけれど、これはもはや寝不足の代償だろう。
そのあとは普通にいつもの学校生活を過ごした。座学を受けて、休み時間にはジミンが心配そうな顔で声をかけてきて。
座学ジミン座学ジミン座学ジミン座学ジミン
を繰り返したところで午前が終わった。私にはジミンしか友達がいないのか、というところだが、まあ極端にいえばそうだ。顔を合わせれば挨拶するぐらいの浅い関係の友達はまあまあいるが。
簡単な話、まあクラス分けに失敗したかなって感じだ。このクラスでは割と、1人で行動する子が多い。
JN「あ、Aさん。レポートお疲れ。時間無かったのはわかるけど…特に最後の方笑、疲れてたね。何言ってるのかわからなかったけど、最後までやり切った根性は認めるよ。で、本来の方のレポートは来週までに出してくれればいいよ。」
いつもと違ったことは昼休みにジン先生がわざわざレポートのことを教えにきてくれたことぐらい。
午後も授業を普通に受け終わり、そのあと、家に帰ろうとしたところ、ジミンにつかまった。
JM「A、放課後暇だよね?そうだよね?ちょっと話そうよ。」
ほぼ強制的にジミンに肩を組まれ駅前のマックに連れ込まれる。
華奢に見えるジミンだけれど実は腹筋が割れていて、力が強くて抵抗したって無駄だって今までの経験から知っていた。
ここで待ってて、と席に座らされ勝手に列に並んで勝手にシェイクを渡される。
『全部ジミンチョイスじゃん…あ、お金は?』
JM「でもAはこれが好きでしょ?金は僕チョイスだからいらないよ。」
得意げに笑うジミン。全くその通りなんだけれど。
大人しくシェイクにジミンのポテトを突っ込んで食べる。
JM「毎回その食べ方、謎だよね。美味しいの?太りそう」
『そんなの承知の上で食べてるに決まってんじゃん。甘くてしょっぱくて冷たくて甘いのは最強なんだよ。』
JM「何それ笑。」
ジミンに笑われるがこの食べ方は本当に美味しい。みんな試して欲しい。
『あ…』
ふと周りに視線を向けると、視界の端にカラフルな髪色の集団が映った。嫌な予感がしてよく見てみると…やっぱり昨日の奴らだ。
やば…テヒョン君いる…。
元々他の人の荷物が置いてあったにも関わらずそれを退けて10人ぐらいで馬鹿騒ぎを始めた。テヒョン君はヘッドホンをつけてつまらそうな顔をしてる。
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蒼色(プロフ) - ななさん» ななさん、こんにちは。そうなんです笑。ちょうど半日ぐらい違って皆さんが読みやすい夜に投稿ができないことも申し訳ないです💦続編でも是非よろしくお願いします! (8月26日 0時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - カナダにいらっしゃったんですね…‼︎なんとなく時差はあるのかなと感じていました笑。続編もお供させてください!笑笑笑 (8月25日 23時) (レス) @page50 id: 3dac742d50 (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - asさん» asさん、こんにちは。そんな日課の一部にしてくださるなんて嬉しすぎて感激です。続き今アップしました。このお話を読んでくださりありがとうございました。 (8月25日 23時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
as(プロフ) - 前作からお話読ませていただいてます!最近は朝起きてからと夜寝る前にこのお話読むのが日課でした…。続編を今か今かと待ちわびてます (8月25日 21時) (レス) id: ca05a930ec (このIDを非表示/違反報告)
蒼色(プロフ) - ゆかさん» ゆかさん、こんにちは。そんなこと言っていただけるなんて嬉しいです。続編も是非是非よろしくお願いします! (8月25日 21時) (レス) id: 3f04ad914f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼色 | 作成日時:2023年8月17日 0時