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『勝利はさ
あんまり人に弱いところ見せないから
そういうところがかっこいいなとも思うし
いつも頼りになるなって思ってる』
勝「…」
『でも、そんな勝利だからこそ
ちょっとでも私を頼ってくれて?
私を見て安心したって言ってくれたのもすごく嬉しかった
今、勝利の隣にいられて良かったって思った』
勝「…うん
ありがと」
『たまにはね
誰かに甘えなきゃだめだよ
ね?
ほら、聡も来たから』
聡「はあ、
勝利、大丈夫、?」
勝「聡…
ありがと、大丈夫
ごめん、もしかして俺のせいでめっちゃ汗かいてる?」
聡「いいの!
ちょっと走っただけだから
やっぱりAの直感当たってたんだね笑」
『うん笑
ビビッときた』
聡「俺ここ初めて来たかも」
『実は私たちも2回目なの
去年の今くらいの時期かな?
遠回りして帰ろって言ってね、見つけたんだ』
聡「そうなんだ!
さすがだね〜」
勝「ここなら誰も来ないと思ってたんだけどなあ」
聡「もうー、またそうやって一人で解決しようとして
もうちょっとくらい俺たちのこと頼ってよね」
勝「それはもうAから聞きました笑」
『聡、私それさっき言っちゃった』
聡「えー?
まあいいや、忘れないでよ?」
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作者名:フレーズシュクレ | 作成日時:2022年6月28日 0時