9.狩りとクマ ページ9
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二宮和也。
私の同期でシステム部。
甘いマスクだけでは無く、
仕事も軽々とこなしてしまう為、
年下だけでは無く年上にも人気。
掃除のおばちゃんでさえ虜。
いわゆるコイツも部長と同じく
モテ男の一人。
システム部のアイドル様とまで
言われてる始末。
「コーヒーあんがと…助かった。」
「ん、俺ってばすげぇ優しいよね。」
自画自賛からの
くくっと喉を鳴らして笑う二宮。
その姿だけで形になるからなんだか
腹立つ。
でも二宮王子、
ちょっといかんぞそのお顔。
「王子、クマ出来てます」
「あー…やっぱバレた」
「オールしたね、そのクマは」
「新作のモンハンやめられないわけよ。」
少し疲れたような顔とクマの
原因は"徹夜で狩りしてました"。
なんでそれに私が気づいたか。
理由は簡単。
付き合い長い&私も狩り仲間だから♡
て事は昨日ライン飛ばしてたな二宮。
「スマホ見てないでしょアナタ。」
やはり。そゆことだったらしい。
(訳:狩りの誘いをしてたらしい。)
「来てたこと分かりませんでした笑」
「嘘つけ、
どうせまた飲んでたんだろ！」
「声デカいわ！！笑」
ベシッと頭を叩くと
あざとく"いてっ"って声を漏らす。
ところでなんで二宮はここに？
密かに浮かんだ疑問を持ちながら
二宮の持ってる茶封筒が目に入り
察する。
「はっはーん、あれでしょ。」
「なによ、突然。」
「部長に資料届けに来たんだな。」
「見てそのまんまの事言ったな、
ドヤ顔で。」
「どやぁっ」
「あー、はいはいAちゃん
可愛いよ。」
完全に棒読みですねコイツ。
なんだかムカつくわ。
じとーっと見とくと"ばーか"
って言って立ち去る。
oh,去り際セクシー。
口元のほくろをガン見してしまったぜ。
もらったコーヒーを喉に流しながら
遠目で部長と二宮が
話してるとこを見てみれば、
なんだかそこだけ空気が違って見えた。
なんか、バラが咲いてる。
(※幻想です。)
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きりりん(プロフ) - チェリーさん» ふぎゃあああ、コメありがとうございます！！そう言って頂いて光栄です｡ﾟﾟ(*´□`*｡)°ﾟ｡モテモテなのはきっと作者の願望だからですね！笑これから智くんが色んな顔見せてくれると思うのでこれからも読んでやってくださいね！ (2017年4月8日 18時) (
レス) id: f5be3d2d1d (このIDを非表示/違反報告)
チェリー(プロフ) - こんにちは！！この作品、昨日あなたへのオススメに出ていて、昨日から見させて頂いております！モテモテな主人公ちゃんが羨ましいですね…笑この作品の智くん、ほんとに大好きです！これからも頑張ってください！ (2017年4月8日 18時) (レス) id: a0fb27e534 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりりん
| 作成日時：2017年3月26日 10時
